旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

若い季節

とても楽しい夢を見ました。時代は昭和で私は30歳。レストランでアルバイトをしながら、劇団で音楽と音響をやっていました。
「音楽やってみない」と声をかけられ、劇団の手伝いをするようになりました。そのうちに芝居がおもしろくなり、今では発表のあてもなく脚本を書いています。劇団はそれなりの規模になり、東京以外でも公演をするようになりました。
アルバイトは週に3日、朝から昼過ぎまでです。劇団からの手当もあり、独身の私はそれでもなんとか生活ができます。大きなレストランで若い子が多く、中年の入口に立った私にはまぶしくてなりません。年の功で相談を持ちかけられることがあります。ほとんどが恋愛問題です。恋愛自体から距離を置いている私なのですが、そのためにかえって見通しがきくようで、相談は絶えません。
アルバイト先よりも年齢の幅が広い劇団でも、そんな役回りをやっています。どちらにも陰湿な話はなく、皆さんはそれを楽しんでいるようでした。若いんですね(時代も)。
NHKのテレビドラマ『若い季節』の舞台は化粧品会社でした。