今日は旭亭のある日野市のお隣の立川市で、箱根駅伝の予選会が行われます。今回の予選会は早大、神奈川大、大東文化大などの箱根駅伝常連校が参加しますので、相当の人出となることでしょう。
昨日、立川の書店に行ったのですが、駅の通路には予選会参加大学ののぼりが並んでいました。
あまりスポーツ中継を見ない私ですが、お正月の箱根駅伝とニューイヤー駅伝だけはほぼ欠かさずに見ています。応援するのは箱根駅伝では中央大、ニューイヤー駅伝はコニカミノルタで、どちらも地元のチームです。
少し前ですが、早朝ウォーキングを終えて旭亭に帰る途中、ものすごい速さで走ってきたコニカミノルタの陸上部の人たちとすれ違ったことがあります。どっどっどっどっと地響きをたてながら走り抜けていく彼らの真ん中あたりに、オリンピックのマラソンで二度メダルを獲得したエリック・ワイナイナがいました。
ワイさんの姿は、彼がコニカ（当時）に入社したころから何度も見たことがあります。旭亭に越してくる前に住んでいた八王子のアパートは、コニカの工場があるさくら町の近くでしたので、ジャージ姿で通勤してくる彼をよく見かけたのです。
その頃はまだワイさんの名前も知りませんでしたから、アトランタオリンピックで先頭を争う彼を見たときにはびっくりしました。娘に「お父さんの知っている人が走っている」と言っても信用してくれません。アナウンサーが「ケニヤのワイナイナ選手は日本の実業団、コニカ陸上部に所属しています」と言ってくれたので、父は嘘つきの汚名を免れましたが……。
ワイさんの高校の先輩でもあるジョセフ・モガンビ・オツオリが８月３０日に、一時帰国していたケニアで交通事故のために亡くなったことを知ったのは今週のことでした。
