旭亭の近所の公園の辛夷の木が花をつけました。
隣の立川市は辛夷を市の花としていますので、市内のあちこちの公園で辛夷の木を見ることができます。しかし、日野市は市の花が菊のせいか、公園には辛夷がほとんどありません。
この公園の辛夷もたくさんのソメイヨシノの中に、たった１本だけ場違いのように植えられているのです。
今日は朝から降っていた雨も昼前にはやみ、陽が差して暖かくなってきました。風は強いのですが、地面が湿っているので砂埃はたちません。辛夷の花を見ながら公園を横切り、書店に行ってきました。
頼んでおいた「古川ロッパ昭和日記」の第二巻（戦中篇）や村上春樹の新訳による「ロング・グッドバイ」など、ハードカバーを数点買い、うしろ髪ひかれ隊の「ほらね、春が来た」を口ずさみながら、大きな紙袋を下げて旭亭に帰ってきました。
柳の芽も萌え出ていました。春ですね。
