昨日は立川市民会館小ホールの「アミュー笑ホール寄席」に行ってきました。
チラシには人気急上昇の立川談笑さんがトリのように書かれていましたが、三三さんがトリをつとめました。
初めて聞く談笑さんは仲入り前で、「片棒」でした。しかし、片棒の出てこないシュールな「片棒」で、はたしてこれを「片棒」と呼んでいいものか、(大笑いさせていただきましたが)旭亭に帰ってからも悩んでしまいました。*1
さて三三さんは「締め込み」。*2
なんにも言いません。幸せでした。
志ん朝さんが亡くなったとき、「でも、小三治がいるさ」と寂しさをこらえました。
小三治師匠はもちろん今もお元気ですが、三三さんというすばらしい弟子を育ててくれました。噺はひとつも教えてくれなかったそうですが‥‥。
三三さんは私より二十歳以上もお若いので、落語の終身保険に入ったような気持ちで私はこれからの人生を生きることができます。