旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

新装開店

私の夢の中の町にある古本屋が新装開店しました。
ごく普通の古本屋だったのですが、履き物を脱いで店に上がるようになりました。なんだか敷居の高い店になっちゃったので、扱っている本も、和本はありませんでしたが、古い稀覯本が多くなりました。おまけに、古い農家のような庭や納屋があり、そちらでは古着を売っていました。
こーゆーのって、結構今風なのかもしれません。


漱石の「鶉籠」に、初版ではないので安い値がついていました。食指が動きましたが、全集を持っているのでパスです。
コロタイプの東洋の古い絵を集め、二冊の革装にした画集が気に入りました。手彩色したものがとてもきれいです。なんと、加藤周一の直筆による漢文の序がついているではありませんか。
(加藤は漢文を書けたのかな?それに署名もないのに、よく彼の書とわかったね。やはり夢です。)


で、これを求めることにしました。三万円のところを開店&お馴染みサービスで二万円にしてくれました。
得した一万円で、SPレコードのコレクションを買いました。でも、どうやって聞くんだろう。


なんだか楽しい夢を見て、体調もよくなってきたようです。