旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

インクジェットプリンタの昇天

事務所で10年以上使ってきたインクジェットプリンタがとうとう壊れました。封筒や葉書の印刷に利用してきたプリンタです。
先月から具合が悪くなっていました。電源が入らない、パソコンが認識しないなど、末期の機械の症状が出てきたのです。
しかし、インクカートリッジはまだ1セット残っていましたので、なんとかなだめすかしながら使っていました。
最後の仕事は封筒の印刷でした。無地の封筒にロゴや社名、住所を印刷するのです。
いつもは100枚ずつ作っているのですが、次はできないかもしれないと、思い切って500枚にしました。
起動時から変な音がしていました。「これが終わったらずっと休んでいいからね」と心の中で声をかけ、作業をはじめました。
印刷が終わると自然に電源が落ちました。仕事をきちんと終えてから永眠したのです。立派な最期でした。