先週の朝日新聞の書評で取り上げていた本を買いました。谷和野「いちばんいいスカート」(小学館)です。
マンガを買うのは久しぶり。それもデビュー作だなんて。
七編が収録されています。マンガリテラシーに欠ける私です。二日かけ三度読んで何が描かれているのかがどうにかわかりました。
すべてがいいとは思いません。キュンとする作品もありませんでした。ただ、どれもがマンガでしかあらわすことができないものであることは確かです。
相手の気持ちや立場を配慮しすぎる人たちが多く登場します。それは彼女たちを幸せにはしません。
しかしそれだけではありません。でも肯定もできない。彼女たちはそれを知っています。その先の一歩がどこに向かうのかは、読む側にゆだねられています。
- 作者: 谷和野
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/03/10
- メディア: コミック
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