旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

師匠二人(承前)

昨日書きました同僚が、私のパソコンの一人目の師匠でした。ソフトウェアの使い方ではなく、プログラムへ導いてくれたことに深く感謝しています。
その方が退職してしばらくしてから、私は再び師匠と呼べる人と出会いました。やはり同じ会社の社員です。「××さんのお知り合いなんですよね」と彼は話しかけてきました。初代師匠が会社を去ったことに、彼はがっかりしているようでした。誰かに私が親しかったことを聞いたのでしょう。
彼もすばらしいプログラマーでした。彼にはパソコンの中で起こっていることすべてが見えるのではないかと思えました。どんな質問をしても、その場で回答してくれます。説明はわかりやすく、問い以上のことを教えてくれました。
その後私は会社をやめ、二年後に起業しました。取引先とは守秘契約を交わす業種でしたので、電子情報のセキュリティ対策について、何度か彼の教示を受けました。これもまた即答でした。
師匠二人との邂逅は、人づきあいが不得手な私には、奇跡のような出来事でした。