旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

したが

ブラウン神父シリーズは高校生の頃、創元推理文庫で読みました。中村保夫の古臭い訳文に閉口した覚えがあります。中村訳はまだ現役で、驚くばかりです。
青空文庫に加わったのはハヤカワポケットミステリの村崎俊郎訳です。こちらも古色蒼然とした訳文ですが、無料なので我慢できます。
村崎訳のブラウン神父はよく「したが」という接続詞を使います。1950年代に訳されたものですが、こんな言葉を使う人がまだいたのでしょうか。私は聞いたことがありません。