2022-04-05 仲田定之助『明治商売往来』 書棚に「こんなの買ったっけ」と首をかしげる本を見つけると嬉しくなります。昨日のそんな本は仲田定之助(なかださだのすけ)の『明治商売往来』(ちくま文庫/2003年)でした。早速読んでいます。書名と、青蛙房から出ていたことで、どんな本かはすぐわかるでしょう。その通りの本です。続巻もあり、そちらも買っていました。三谷一馬の『明治物売図聚』は手の届くところに置いてあるのですが、この二冊は忘れていました。少し離れていた明治、大正の小説を読みたくなってきました。