旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

「アップデート」

「アップデート」という言葉を、見たり聞いたりすることが多くなりました。パソコン用語としては、以前からOSやソフトウェアの更新という意味で使われてきましたので、目新しい言葉ではありません。今は、知識や意識を時代に合ったものに変革することを指すようで、肯定的に使われています。少し前にはやった(のかな?)「2.0」や、わたしにはよくわからなかった「シン」と同じような言葉なのでしょうか。
老人の私でも、自分を変えようとしたり、少しでも知識を増やそうとしています。それは若い頃からずっと続けている、当たり前のことです。確かにフェミニズムやLGBTQ+などのように、私の世代ではそれほど問題にならず、理解には努力が必要なこともあります。だから「アップデート」なのだ、となるのかもしれません。
昔からはやりの言い方は使わないようにしています。「アップデート」には「自己啓発」に似た嫌な臭いも感じます。日々更新は怠っていませんので、「アップデート」はいたしません。