旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

異詞同曲

ザ・ピーナッツのファンです。好きなのは外国曲のカバーからオリジナルに移る時期の曲です。初期のオリジナル曲の試行錯誤(ずっこけぶり)が楽しくてたまりません。ベストは1962年リリースの「ふりむかないで」。前にも書きましたが、私は「靴下なおしてるのよ」をずっと靴下の穴をかがっているのだと思っていました。ずり落ちた黒いストッキングをなおしているなんて、小学生の知るところではありません。それがわかってから「あなたの好きなタータンチェック」のスカートの色が黒と白なのも見えてきました。
デビュー50周年を記念してファン投票による50曲を収録したベストアルバムを持っています。ピーナッツの歌唱力に存分に示した「ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ」もNHKホールでの最後のステージの音源で聞けます(なんと演奏は高橋達也と東京ユニオン!)。昨日久しぶりに通して聞き、あることに気づきました。「手編みの靴下」という曲が園まりの「逢いたくて逢いたくて」と同じメロディーなのです。
「手編みの靴下」は竹内伸光、岩谷時子作詞、宮川泰作編曲で1962年に発売されました、一方「逢いたくて逢いたくて」は岩谷時子作詞、宮川泰作曲、森岡賢一郎編曲で4年後の発売です。実は「心の糸」というフレーズが両曲にあり、それが耳にひっかかりました。「手編みの靴下」では「心の糸をまきながら」が3番まで繰り返されますが、「逢いたくて逢いたくて」では「心の糸がむすべない」が一度きりです。
異詞同曲はもう一つ知っています。ズー・ニー・ヴーの「ひとりの悲しみ」と尾崎紀世彦の「また逢う日まで」で、作詞が阿久悠、作編曲は筒美京平です。