旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

Lush Life

クリスマス・イブの昨日は、なぜかビリー・ストレイホーンの名曲「Lush Life」の聞き比べをして過ごしました。
旭亭にあった「Lush Life」の音源は以下の5種類でした。もっとあると思ってたのになぁ。

コルトレーンの演奏については何も言う必要はないでしょう。何度聞いてもあきることがありません。レッド・ガーランドのピアノが大甘なのはいつものことですから、気にしてはいけません。
ジョーヘンはソロ。アンソニー・ブラックストンばりの前衛的なアプローチでなかなかイケます。サックスのソロはどうしてもあのような吹き方になってしまうのかも知れませんね。
チェット・ベイカーの盤はこの中では一番古いもの(1956年)ですが、きっちりとしたいい演奏です。ドラムスは名手シェリー・マン。私はシェリー・マンの加わった演奏に失敗作はないと考えています。
ほかの2枚は日本のレコード会社の企画盤で、と書けば後は言わなくていいですよね。はい、「ジャズはやっぱりスタンダード曲だね」と曰う方向きです。でも、こんなCDを持っている私自身を恥じるべきかな。