古い墓を訪ねて、墓地を歩くことが好きな私ですが、先日は法要で霊園に行ってきました。
新しい霊園なので、西洋風な（と言っていいのでしょうか）横に長い墓石が並んだ一画がありました。それらの墓には基壇がなく、地面に直接建てられていました。
そのタイプの墓には○○家之墓と彫られたものがほとんどなく、個人の墓が多いように見受けられました。
名前（俗名）や文字（心、風など）だけでなく、メッセージや絵を彫ったものまであります。そのような墓石が増えてきたことは、新聞などで知っていましたが、実物を見るのは初めてでした。感想は、特にありません。
我が家の菩提寺は、私が通った小学校のそばにあります。先年、墓を建て替えました。
たぶん私の遺骨もそこに納められるのしょうが、「墓がなくてもいいな」と思うことがあります。ロマンチシストではありませんから、海や山への散骨を望んでいるのではありません。
人との関わりあいは生きているときだけでいい、そんなふうに考えているのですが、まだ青臭いのかな。
