旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

今年は背伸びをしてみます。

この歳ですから今後背は縮むばかりでしょうが、今年は思いっきり背伸びをすることにしました。
チビの私ですが、不思議なことにチビで困ったことはありません。男前の私ですから、ルックスが背の低さをカバーしていたのでしょう。だから背伸びをしたことがなかったのです。
(どうやらおとそ気分のようですから、まあその、ホラ話にちょっと付きあってやってください。)


私の傲岸不遜さは自他ともに認めるところです。それは、そうしなければすべてが崩壊してしまうというある時期の生活状態の中で、私が不可避に選択したものでした。そしてそれが、いつの間にか私の性格とも言えるような、強固なものになってしまいました。
でも、もうそんな鎧を脱ぎ捨てるときがきたようです。守るだけでなく、自分の世界を広げたくなってきました。


昨年の半ば過ぎから、自己流ですが思考する訓練のようなものを意識的に自分に課してきました。そして、なんとかものの考え方の端緒を掴めた気がするのです。
実は、かっての私でも、その近くまでは行くことができていました。ただ、いつもそこから戻ってきてしまったのです。留まることすら、私にはできなかったのです。


で、背伸びをすることにしました。とんでもないことを言い始めるかもしれませんが、ちょっとの間だけは大目に見てやってください。