旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

”All the Things You Are”

夢はどこかにあいまいな部分があるものですが、細部まではっきりとしている夢を見ました。


オープニングは和式トイレの中でした。用をたしていると、戸がノックされました。
「○○さん、急いで出てくれないか。」
大家さんの声です。なにか大変なことがあったようです。
あわててトイレを出ますと、部屋に行ってくれとのことでした。私は便所は共同の一間の木造アパートを借りているらしいのです。
部屋には布団が敷かれたままで、会社の同僚のKさん(実在の人物ですが、顔は違っていました)が首をくくり、死んでいました。Kさんは数日前、「しばらく泊めてくれないか」と切羽詰まった様子で私の部屋にころがりこんできたのです。


大家さんが来ました。「やっぱりね」と死体を見てもおちついています。
ふたりで遺体をおろしました。Kさんの寝ていた布団の枕元に表書きのない封筒がありました。
「遺書ですかね」と私が言うと、大家さんは否定しました。
昨日、Kさんの奥さんがアパートを訪ねて来て、そのときに大家さんが預かった封筒だそうです。
「いやーな予感がしたんだよ。」
私は封筒を開けました。離婚したいと書かれ、折半を希望する共有財産のリストまで載っていました。
Kさんは再婚で、前妻は病死していました。ふたりの娘を連れて再婚したのです。現在の奥さんとの間には息子がひとりいて、夫婦仲はいたっていいと聞いていました。


大家さんは警察に電話をするために、部屋を出て行きました。


さてこの謎の自殺の真相は、そしてこのお題にはなんの意味があるのでしょうか。明日の解決編をお楽しみに!
(謎があるとは思えませんし、明日まで覚えていられるのか自信がありません。竜頭蛇尾に終わることは確実です、と逃げを打っておきます。)