旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

こんどはいけるかも

一度挫折した「古川ロッパ昭和日記」(晶文社)完読が今ならできるかもしれない、と昨夜ふと思いました。で、早速読み始めたのですが、前回と違い、本の中にすっと入っていくことができました。二段組み、総頁数が三千を超える高峰ですが、こんどはなんとかなりそうです。
読み通すのは無理とあきらめていた本に手が届きそうになるほど嬉しいことはありません。
あまり嬉しかったせいか、夢の中でギュンター・ヴァントが蘇り、ブラームスを振ってくれました。(「ブルックナーでなくて残念だったね」なんて言わないでください。私にはまだブルックナーは「完読」できません。)