旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

「古井由吉自撰作品」

新聞の書籍広告で古井由吉の作品集の刊行を知りました。河出書房新社からで全八巻、三月刊行開始だそうです。
かっては多くの個人全集や作品集を揃えましたが、そのほとんどを手放してしまいました(お恥ずかしい)。ですから、その類のものには手を出さないことにしています。
私は古井由吉の小説の熱心な読者ではありません。が、関心が持続している数少ない作家のひとりです。でも、今手許にあるのは講談社文芸文庫の五冊にすぎません。新潮文庫や中公文庫などからも出ていましたが、現在はほとんどが品切れになっています。
八冊ならそれほど場所も取りません。おまけに全巻予約特典としてサイン色紙がもらえるとか。どうしようかな。