旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

昨日の買い物

旭亭のそばにあった書店がなくなりさびしい思いをしていましたが、昨年事務所近くにチェーン店ができ、ときどき寄っています。
嬉しいのは新聞の書評で取り上げられた本のコーナーがあること。専門書は置いていませんが、話題の本を手に取ることができます。
昨日は二冊買いました。書評コーナーからは矢野久美子の「ハンナ・アーレント」(中公新書)。矢野はアーレントユダヤ論集(みすず書房)の訳者のひとりでもあり、先月出たときに買うつもりでしたが、そのままになっていました。アーレントバイオグラフィーを読むのははじめてなので、とても参考になります。
もう一冊は新潮文庫の新刊、古井由吉の「辻」です。古井の文庫本はすぐに入手困難になりますがら、出版と同時に買うことにしています。
それにしても、小島信夫の「別れる理由」をどこかで文庫化してくれないかな。


辻 (新潮文庫)

辻 (新潮文庫)