旭亭のそばにあった書店がなくなりさびしい思いをしていましたが、昨年事務所近くにチェーン店ができ、ときどき寄っています。
嬉しいのは新聞の書評で取り上げられた本のコーナーがあること。専門書は置いていませんが、話題の本を手に取ることができます。
昨日は二冊買いました。書評コーナーからは矢野久美子の「ハンナ・アーレント」(中公新書)。矢野はアーレントのユダヤ論集(みすず書房)の訳者のひとりでもあり、先月出たときに買うつもりでしたが、そのままになっていました。アーレントのバイオグラフィーを読むのははじめてなので、とても参考になります。
もう一冊は新潮文庫の新刊、古井由吉の「辻」です。古井の文庫本はすぐに入手困難になりますがら、出版と同時に買うことにしています。
それにしても、小島信夫の「別れる理由」をどこかで文庫化してくれないかな。
- 作者: 古井由吉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/05/28
- メディア: 文庫
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