旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

祝傘寿

今日はカーラ・ブレイさんの八十歳の誕生日です。それだけでも嬉しいのですが、ECMから新しいアルバムが発売されました。前作と同じトリオによるものです。私はハイレゾ音源で入手しました。
ベースはもちろん、パートナーでもあるスティーヴ・スワロウさん。いつもながらの歌心に溢れた演奏です。私が彼を知ったのは、まだ十代の頃でした。ジャズ雑誌『スイングジャーナル』のグラビアに、ギブソンの赤いセミアコベースを手にしたスワロウさんを見つけたのです。ジャズの世界ではやっとフェンダージャズベースが認められるようになった時代です。新鮮でした。
ブレイさんのバンドのもう一人のメンバーはサックスはアンディ・シェパードさん。ドラムレスのトリオです。
ECMの新譜にもう一枚、注目すべきトリオの作品がありました。バンマスはジャック・デジョネットさんで、なんとサックスがジョン・コルトレーンさんの息子、ベースがジミー・ギャリソンさんの息子なのです。いっそドラムスもエルヴィン・ジョーンズさんの息子だったら、なんて言ったらデジョネットさんに怒られてしまうかな。こちらはまだ聞いていません。
ブレイさん、スワロウさん、デジョネットさんと、大好きな人たちが元気で演奏していることにはとても元気づけられます。


Andando El Tiempo

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