ベース弾きなもんで、演奏をしている夢はよく見ます。自分のいたバンドの練習やライブの夢が多いのですが、憧れのミュージシャンとのセッションもあります。が、実在したバンドのメンバーになる夢は見たことがありませんでした。
ところが、そんな夢を見たのです。バンドはザ・クラッシュです。
ニューヨークのパンクも、ロンドンもパンクも、私はさほど聞いていません。それにのめり込むには年を取り過ぎていたのです。今手元に残っているのは、パティ・スミスのアルバムだけです。
それでも、ザ・クラッシュはよく聞いた方でしょう。『白い暴動』と『ロンドン・コーリング』の中の何曲かは今でも覚えていますから。
夢の中で私は、ザ・クラッシュのメンバーと一緒ではありませんでした。音楽雑誌のインタビューを一人で受けているんです。テーブルの上にあるのは『ロンドン・コーリング』です。
あのアルバムのジャケットはいかにもパンクといった趣ですが、内容は「パンクは終わった」なのです。たぶん、そんなことを私は話しているのでしょう。
せめて、ジョー・ストラマーが隣にいてくれたらよかったのにね。

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