2019-03-17 味わう文章 泉鏡花の小説を、少しずつかじるように読み続けています。語彙や文体は独特ですが難解というわけではありません。でも、文章と文章がどう繋がっているのかがよくわからないのです。読み進めるうちに「ああそういうことなのか」とおぼろげに話が見えてきます。慣れるまでに時間がかかりましたが、そうなるとその魅力にとりつかれてしまいそうです。岩波の『鏡花全集』が欲しくて仕方ありません。置くスペースがありませんので、買うことはないでしょうが。