旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ご接待句会

営業職の経験がなく、取引先を接待したことはありません。そんな私が奇妙な接待をする夢を見ました。
営業の私は顧客の女性社長からこのようなことを頼まれました。
「俳句を始めたのよ。宗匠についてはいないの。友だち数人と集まってわいわいやっていて、それはそれで楽しいんだけど、たまにはちゃんとした句会もやりたくってね。それにふさわし場を設定してもらえないかしら。私はダメだけど、いいなぁと思える句を作る人もいるのよ。それでね、そんな有名でなくていいから、プロの俳人さんを呼んでもらえると嬉しいな。」
無茶な要求ですが、私にとって一番のお得意さんです。なんとかやってみますと引き受けました。
場所は老舗の和菓子屋の茶室を借りることができました。小さいけれどよく手入れされた日本庭園の中に建っています。食事も用意してくれるそうです。
俳人は、友人のそのまた友人が習っているという方が了承してくれました。まったくの素人の句会なので、そこのところをお含みおきくださいとお願いしました。
さて当日です。私は、句は作りませんが、末席に連なりました。師は若い女性で、微笑みながらにぎやかに俳句を作る人たちを眺めていました。うまくいきそうだ。
さて、講評が始まりました。な、なんと、情け容赦をしない批判が続きます。おまけに巻き舌で伝法な口調なのです。
しくじってしまいました。