旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

オーパーツ

BSプレミアムの『アナザーストーリーズ・偽りの“神の手”旧石器発掘ねつ造事件』を再放送で見ました。考古学に関心のない私でも覚えていた事件です。
捏造にいち早く気づいた研究者は、発掘された石器は「オーパーツ」であると記していました。しかし彼の指摘は無視されました。「オーパーツ」ということばの正しい使い方を知りました。私は「トンデモグッズ」と軽く捉えていたのです。
番組では1949年に群馬県岩宿遺跡で旧石器がはじめて発見されたことも紹介されました。発見者の名前はアナウンスされませんでしたが、それは相沢忠洋氏によってなされました。相沢氏は私の通った中学校の出身者です。学制が違いますので、彼が卒業したときは小学校でした。そのせいか、学校ではそれを教えられませんでした。
私の父は相沢氏と同じ生年(1926年)で、同じ小学校を卒業しました。その頃の同校の音楽教師は、歌人の筏井嘉一氏でした。私は行ったのは別の小学校ですが、筏井先生に音楽を習いました。