旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

森林太郎立案『東京方眼圖』

明治42年に刊行された東京市の地図『東京方眼圖』(春陽堂)を探しましたが見つかりません。意地になって続けていたら、まさかと思うところから出てきました。この地図は82mmx215mmの変形版の書籍で、立案者は森林太郎です。オリジナルなど私の手元にあるは…

アメリカ史

ピンチョンの『逆光』(新潮社)を少しずつ読み進めています。小説は航空クラブ<偶然の仲間>のメンバー5人が水素飛行船<不都号(ふつごう)>でシカゴの万国博覧会に向かうところからスタートします。シカゴ万博は1893年に開催されました。アメリカで恐慌…

珈琲が旨い

ここ数日、口内炎で暖かい食べ物や飲み物を摂ることができませんでした。が、今朝になってやっとコーヒーが飲めるようになりました。うめェ。淹れ方がいいんだなと自画自賛。だいぶよくなってきましたが、まだ時々上顎骨のあたりに痛みが走ります。顎も赤く…

あゝこれか

昨日今日とゼリー状の栄養食を摂っています。その吸い口に見覚えがありました。私が経営していた会社で試作品を作ったことがあったのです。発注元は病院向けの食料品メーカーでした。袋の中のゼリーを無駄なく口に入れることができました。この吸い口は優れ…

どぉなっちゃってんだよ

頭頂が痛みます。髪に触るだけでピリピリするのです。喉の痛みも激しく、今日は流動食にするしかありません。頭の右半分に痛みが集中しています。風邪じゃないのかな。お題は岡村靖幸さんの曲のタイトルからいただきました。彼は「ベランダ立って胸をはれ」…

今度は耳と喉に痛みが

右耳と喉が痛みます。風邪をひくとあちこちの具合が悪くなるというのは昨年の夏に経験済みです。六十七年間も休みなく働いてくれている体ですから仕方ありません。一昨日は「恢復も近い」なんて書きましたが、焦らず待つことにいたします。読書欲は盛んです…

顎の腫れ

顎が腫れてきました。痛みはありませんが痒いです。口内炎と関係があるのでしょうか。眼鏡の右側の、耳に掛かる部分が食い込んで、痛くなってきました。三年使用していますが、このようなことは初めてです。老化が一ポイント進み、体が変調しているのかな。…

口内炎

風邪から口内炎を併発しました。お茶やコーヒーがおいしく飲めないと、生活が味気ないですね。熱は上がっていませんから、恢復も近いでしょう。でも無理はしないでおとなしくしています。

風邪をひいたようです

昨日は朝から頭痛がし、鼻水も出ました。午後になり発熱、風邪の症状です。葛根湯を飲み、早めに寝ました。昨年も夏風邪になりました。七月の中旬にかかり、八月一杯治りませんでした。歳のせいもありますが、寝相の悪い私は夏は何も掛けずに寝ていることが…

冷汗三斗(れいかんさんと)

通販で買った品物に欠陥があり、連絡することにしました。電話が苦手なのでメールにしたかったのですが、受け付けていません。仕方なく電話。交換か返品のどちらにしますかと聞かれました。その製品は改良されないまま売られているとのことでしたので、返品…

久世光彦『蕭々館日録』

久世光彦(くぜてるひこ)の熱心な読者ではありませんが、『蕭々館日録』(中公文庫)だけは何度も読み返しています。また読んでしまいました。蕭々館の主、児島蕭々は小島政二郎がモデルです。日録はその娘、麗子の視点で書かれています。大正の末年に始ま…

地下通路

実在するのか知りませんが、地下鉄の点検用通路から出られなくなり、延々と歩く夢を見ました。電気設備の修繕のため、私は東京メトロ日比谷線の築地駅から点検用通路に入りました。鍵だけでなく、二つのパスワードが必要です。どちらもまだ覚えていますが、…

富士山にはまだ雪が

昨日の朝の富士山です。左右に長く雪が残り、白い縁取りのように見えます。こんな景色がベランダから望めるのですから、旭亭はいい棲家です。

植え替え

鉢植えの植え替えをしました。シクラメン二鉢、サボテン二鉢、ラン一鉢の計五鉢です。シクラメンはいただきもので、プラスチックの鉢を素焼きにしました。サボテンとランはだいぶ傾いていましたんで、まっすぐにして見場をよくしました。次はクチナシとサザ…

鶴見俊輔

昨日は読書中の本は一冊も開かず、鶴見俊輔の著作を読んで過ごしました。何度か書いていますが、若いときに鶴見さんの本を読まなかったことがつくづく悔やまれます。でも間に合ったのだからいいんだけどね。黒川創の『鶴見俊輔伝』(新潮社)がどうしても読…

foobar2000でDSDが再生できました

DSD音源はfoobar2000以外のソフトで聞いていました。PCMに変換しないと再生できなかったからです。昨日foobar2000をいじっていて、私の設定がまずかったことに気づきました。直して、ちゃんと聞けるようにしました。ただスペクトラムやオシロスコープが表示…

どうしてここにいるんだろ?

ベランダに7センチほどのナメクジが這っていました。旭亭は12階にあります。虫は飛んでこないと思って引っ越して来ましたが、そうではありませんでした。もちろん鳥はやって来ます。名前のわからない中型の鳥が部屋の中に飛び込んできて、何を気に入ったか出…

病は突然に

昨日、元気なうちに本を読もうと書きました。こんなことがあったので、慣用句としてではなく、切実な気持ちで記したのです。知り合いが入院しました。その前の週に会ったときは元気だったのです。退院しましたが、治療は続きます。その方は私より二、三歳若…

処分した本を恋しがっても

相変わらずとりとめのない読書をしています。ブラウニングの『普通の人びと』を読めばナチ・ドイツについて知りたくなり、それとはまったく関係ないイスラームの近代史もふと気になって調べ始める。国も時代も異なる小説を脈絡もなく読み散らかす。こんなこ…

雨の中の外出

昨日は一日中雨が激しく降っていました。毎日が休日の私は、こんな日には旭亭から一歩も出ないことに決めています。ところが昨日は出かけました。歯の定期検診の予約をしてあったからです。嫌々ながらではなく、元気よく外出しました。歯の検診が大好きだか…

住民税

住民税の納税通知書が届きました。昨年は社会保険料をたっぷり払ったので国税はゼロでした。でも、住民税はあるんだね。こういったものは、分割ができても一括支払いをしてきましたが、やめることにしました。年金暮らしでは、支払いはできるだけ延ばすこと…

クチナシも咲きました

サボテンの二輪目がパチッと開き、クチナシも咲き始めました。一輪だけでもいい香りがしています。散歩しながらよその家(うち)の庭木を見るのが好きですが、クチナシってあまりないんですよね。去年は花が小さく、わずかしか咲きませんでした。今年は油粕…

玉の井に始まる

高見順の『いやな感じ』が再刊され驚いています。講談社文芸文庫ならわからないでもないのですが、共和国という出版社からハードカバーで出版されました。私の持っている『いやな感じ』は『筑摩現代文学大系52 高見順集』に収録されたものです。懐かしくなり…

サングラス

陽射しが強くなってきましたので、冬に作った度付きのサングラスを初めてかけ、買い物に出かけました。二十歳の頃にレイバンのサングラスのパチモノを買ったことがありましたが、似合わないので使いませんでした。その後も、車は運転しませんし、海に行くこ…

サボテンの花

昨夜サボテンの花が咲きました。何度も見ているのに、そのゴージャスぶりには驚いてしまいます。直径が20センチもあり、枝がしなって気の毒なのですが、すぐに落花してしまいますので、すこしの間我慢してもらいましょう。

コンビニのパン

近所のパン屋が閉店になってから、パンはコンビニで買うことが多くなりました。コンビニ間で競い合うように新製品が出され、味はよくなっています。賞味期限の新しいものを買うようにしていましたが、それはやめました。

今月買った本

クリストファー・R・ブラウニングの『増補 普通の人びと』(谷喬夫訳/ちくま学芸文庫)を買いました。昨日用事で出かけ、この本は置いてないだろうなと思って入った書店で見つけました。得した気分です。この本は前の版を買い忘れ、そのおかげで(?)80頁の…

おじいさんの服

町で見かける私と同年代とおぼしき男性たちの多くは、季節に関係なく黒っぽい服を着ています。おしゃれに着こなしているならいいのですが、何も考えていない気がします。はっきり言ってキタナイ。私は明るい色の服を着るようにしています。暗い色が似合いま…

もうすぐ咲きます

サボテンの蕾がふくらんできました。昨年株分けをしたので今年は五輪の花が楽しめそうです。咲いたらまたお知らせします。

書いておいてよかった

落ち込んでいます。十年ほど前の『旭亭だより』を読み返し、老いをつくづく思い知らされたからです。でも書いておいてよかったし、今書いていることにも意味があると確信しました。