モーツァルトの「レクイエム」は未完ということもあってか、あまり聞くことはありません。でも、昨日は急に聞きたくなりました。ミロス・フォアマン監督の映画「宮廷画家ゴヤは見た」が公開されているからでしょう。「アマデウス」の冒頭に「レクイエム」が流れていたいたような気がするからです。
カラヤン、ベームそしてホグウッドの演奏を聞き続けました。曲のほとんどが記憶されていないせいか、飽きることはありませんでした。
古楽器を使用しているホグウッド盤が、なぜか一番モダンに感じ、とても気に入りました。速いテンポも私には向いています。
もう一枚、何か聞きたいな。
コルトレーンの晩年の演奏が「レクイエム」の後にはいいかもしれない。スタジオ録音を集めた「ステラー・リージョンズ」もいいけれど、日本公演のライブ盤にしよう。
4枚組のコンプリート版の1枚目をかけることにしました。モンゴ・サンタマリアの「アフロ・ブルー」が始まります。
トレーンのソロが終わると、待ちかねたとばかりにファラオ・サンダースが吹き始めます。トレーンよりフリーなソロです。
途中から「何くそオレだって」とトレーンも加わり、すさまじいテナーバトルが繰り広げられました。
この演奏で、どうやら正解だったようです。
いい一日でした。

- アーティスト: エンシェント室内管弦楽団ホグウッド(クリストファー),カークビー(エマ),ワトキンソン(キャロライン),ジョンソン(アントニー・ロルフ),トーマス(デイヴィッド),エンシェント室内合唱団,ウェストミンスター大聖堂少年聖歌隊,モーツァルト,ホグウッド(クリストファー),エンシェント室内管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: CD
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