旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

モーツァルトとコルトレーン

モーツァルトの「レクイエム」は未完ということもあってか、あまり聞くことはありません。でも、昨日は急に聞きたくなりました。ミロス・フォアマン監督の映画「宮廷画家ゴヤは見た」が公開されているからでしょう。「アマデウス」の冒頭に「レクイエム」が流れていたいたような気がするからです。


カラヤンベームそしてホグウッドの演奏を聞き続けました。曲のほとんどが記憶されていないせいか、飽きることはありませんでした。
古楽器を使用しているホグウッド盤が、なぜか一番モダンに感じ、とても気に入りました。速いテンポも私には向いています。


もう一枚、何か聞きたいな。
コルトレーンの晩年の演奏が「レクイエム」の後にはいいかもしれない。スタジオ録音を集めた「ステラー・リージョンズ」もいいけれど、日本公演のライブ盤にしよう。
4枚組のコンプリート版の1枚目をかけることにしました。モンゴ・サンタマリアの「アフロ・ブルー」が始まります。
トレーンのソロが終わると、待ちかねたとばかりにファラオ・サンダースが吹き始めます。トレーンよりフリーなソロです。
途中から「何くそオレだって」とトレーンも加わり、すさまじいテナーバトルが繰り広げられました。
この演奏で、どうやら正解だったようです。


いい一日でした。


モーツァルト:レクイエム(モーンダー版)

モーツァルト:レクイエム(モーンダー版)