旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

高崎で魯山人の陶藝を見る。

高崎市美術館

さて、高崎には着きましたが待ち合わせ時間はまだ少々先です。
西口に出てみました。町をぶらついてみるつもりでしたが、ショッピングセンターやホテル、新築のマンションなどが建ち並び、町の匂いが感じられません。で、計画その2の美術館見学に変更です。
駅の近くにホールや美術館があるのは大歓迎です。徒歩3分で高崎市美術館につきました。


魯山人の宇宙」展が開催されていました。500円を払い入場しました。
私の魯山人についての知識といったら、美食家で陶藝家でもあったという、通り一遍のものしかありません。陶藝は画廊などで売られているのを見たことはありますが、作品として鑑賞したことはありません。


ああ、これは使うためのものだな。
私の第一印象です。大皿は除いて、どれもが使いたくなるものでした。とてもきれいで、写真集で見るのとは大違いです。
触ってみたかったのですが、もちろんそれはできません。本当は水の中にも入れてみたいなぁ。水の中の食器って、また違った魅力があるものなのです。


併設されていた所蔵品展にも、ピカソエッチング三岸好太郎の油絵など、魅力ある小品が並んでいました。
敷地内にある地元の実業家の住居、井上邸の畳の部屋で暫し正座して疲れをとり、今日の宿「ドーミーイン」に向かいました。