旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

気分はプーさん(熊じゃないよ)

RHODESピアノ

えーと、一昨日の続きです。
KOMPAKTの音色を決めなくてはなりません。先ずは大好きなオルガンを試すことにしました。なんと7種類もあります。
うーん、どれも十分使えます。B4オルガンなんかまるで本物のようです。


ピアノ系は9種類で、その中にRHODESが2種類入っています。すでに組み込んであるRolandのソフトシンセ、Super Quartetにも3種類のRHODESがありますから、合わせて5種類になりました。やったね!


RHODESピアノの屈指の弾き手というと、多くの人はチック・コリアジョー・サンプルのふたりをあげるのではないでしょうか。特にコリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」の冒頭の同名曲は、RHODESの音色を十二分に活かしきったものです。
RHODESはくぐもった音がしますから、速いパッセージを弾くのには向きません。


でも、私にとってのRHODES弾きは何と言ってもプーさんこと菊地雅章です。「ピットイン」やお茶の水の「ナル」で、何度も彼の演奏に聴き惚れたものです。
いつも2ピアノ、2ドラムのセクステットで出演予告がされていたのですが、もうひとりのピアニストであるプーさんの弟(名前は失念)は、私の知る限り一度も現れたことはありませんでした。


あの頃、必ず演奏されたのが「ダンシング・ミスト」で、プーさんのオリジナルです。霧の浮遊感を表現したようなRHODESによるイントロが印象的な曲です。
なんとかそれらしい旋律を探り当て、弾いてみました。うん、この感じです。プーさんのバンドではここから峰厚介のソプラノサックスが入ってくるのですが、それは無理というもの。イントロを繰り返すだけでしたが、気分はすっかりプーさんになりきってしまいました。