旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

桜吹雪に

ご近所の桜です。

ここ数年、この時期になると「桜」をタイトルに入れた歌がリリースされるようになりました。ですが、歳のせいか新しい歌に関心がなくってしまい、それらをきちんと聞いたことがありません。唯一の例外はケツメイシの「さくら」です(買ったアルバムに入っていました)。
では、親しんできた昭和の歌謡曲にはどんな桜の歌があったのだろうと考えてみたのですが、タイトルに「桜」が入っている歌は、小柳ルミ子の「桜前線」しか思いだせません。歌詞に「桜」のあるものも、アン・ルイスの「六本木心中」くらいしかすぐには思い浮かばないのですが、この歌の桜は背中に咲いたそれです。
昭和歌謡には、意外と桜の歌は少ないのかもしれません。昭和歌謡を戦後歌謡と限定してみると、軍国歌謡「同期の桜」が作った桜の強烈なイメージを嫌ったために、桜の歌が少ないのではないかというのは、今ふと思いついたテキトーな考察です。


桜ということばは歌詞にはないのですが、聞いていると満開の桜が目の前に浮かんでくる大好きな歌があります。
ちあきなおみの「花吹雪」です。