旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

帽子

寒さが厳しくなってきたせいか、私と同年配の人たちがニット帽をかぶっているのをよく見かけます。先週会った友人もかぶっていました。
若い人のファッションから始まったのでしょうが、暖かくて軽くて、考えてみれば実用的です。


帽子は、人がかぶっているのを見ると「いいな」と思うときがありますが、自分でかぶることはありません。ウールのハットを持っていますが、一度もかぶったことはありません。
防寒具としてかぶればいいのかもしれませんが、身につけるものに無頓着なくせに、どうもその気になれません。そう言えば、マフラーも巻くことがないなー。手袋ははめているのですから、不思議です。一種のこだわりなんでしょうね。


バンドのステージでは帽子をかぶったことがあります。ウェザー・リポート時代のヴィクター・ベイリーをマネて、赤のキャップを、ツバを後ろ斜めにしてかぶってみたのです。
晩年のジャコ・パストリアスのようなベレー帽はかぶれませんでした。


若いころは、ジョン・レノンの帽子に憧れていました。でも、あのキャプテン帽も、リッケンバッカーも、手に入れることはなかったのです。