「古川ロッパ昭和日記」は順調に読み進んでいます。身辺雑記がほとんどで、だらだら読むと飽きてしまいますから、読み始めたらとにかく一月分は読みきるという方法を会得し、それが功を奏しているようです。
それに、この便りに完読すると書いたことも、いいプレッシャーになっています。
そこで、勝手にプレッシャーシリーズの第二弾です。
文庫化されたときに買い揃えておいた伊藤博「萬葉集釋注」(集英社文庫)全十巻に今日からチャレンジします。積み上げるとおよそ30センチ、完読宣言するには十分なボリュームです。
近代の短歌集さえ読み通すのが苦手な私です。面白いといわれる新古今も書棚の奥で眠っています。この無謀なたくらみ、いったいどうなりますやら……。