旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コメントに感謝

昨日書いたように、古い『旭亭だより』のテキストに通し番号を振りながらそれを読んでいます。始めた頃はたくさんのコメントをいただきました。読後感を書いたら著者からコメントが付いたこともあります。批判もありましたが、どれも嬉しかったな。気が向い…

通し番号を振る

『旭亭だより』は13年前に書き始め、3,000通目までは毎日更新していました。その後は不定期になりましたが、昨年仕事を離れたのを機会に、また日々書くようになりました。便りはテキストファイルで、いただいたコメントも含め、すべて残してあります。通し番…

AIとの遭遇

AIの夢を見ました。私は経営者でした。ビルの管理会社から電話があり、少し長い話をしました。相手はとても聞きやすい声の女性でしたが、話をするうちに人間ではないと気づきました。その日からビルの様子が変わりました。ドアの前に立つと何もしないのに解…

サンダルを買う

サンダルを買いました。昨年も買ったのですが、バックストラップのないタイプで、長く歩くのには向きませんでした。もちろん今回はバックストラップ付きです。昨年のは、ちょっとそこまで歩き用にします。靴は秋まで履かずにすみそうです。改まった場に行く…

トマス・ピンチョン『逆光』

積ん読の本のほとんどは読み通すことのできなかったものです。前書きだけで閉じてしまったり、残りわずかなのに完走できなかったりと、読み進めた頁数はまちまちですが。まったく手つかずなのは全巻を予約した本くらいでしょうか。そんな中の一冊を読み始め…

ウィリアム・ブレイク

昨日書きました画集でブレイクとゴヤが同時代人であることを知りました。えっそうなの、という感じです。ブレイクを初めて見たのは『神曲』の挿画で、詩業は大江健三郎の著書で知りました。どちらも私には掴み所がありませんでした。飯島耕一には『ウィリア…

ファースト・ネームはフランシスコ

新古典主義期の画集を飽きずに眺めています。とりわけゴヤの作品には目を奪われてしまいます。戦争画に圧倒されますが、身過ぎ世過ぎのために描いた肖像画もすばらしい。お題は愛読している飯島耕一の詩集『ゴヤのファースト・ネームは』からいただきました…

やっと冷えなくなりました

指先の冷えが治まりました。気温と関係があるようです。秋になったらまた始まるのでしょう。覚悟していればなんとかつきあっていけます。

ヤマボウシ

近所の公園のヤマボウシが咲いていました。しょっちゅう歩いている場所なのに、ヤマボウシがあるなんて気づきませんでした。白い花って目立たないもんね。

読後感を覚えていない

加藤典洋氏が亡くなりました。私の手元にある氏の著書は『敗戦後論』と『アメリカの影』です。村上春樹に関する論考も読みましたが、それは残っていませんでした。『敗戦後論』は講談社から1997年8月5日に第一刷が発行されています。私のは9月26日発行の第二…

『銭形平次捕物控』

仕事をやめたら音楽を聞きながらミステリーと時代小説を読んでのんびりと過ごすつもりでした。ところが、年金暮らしになるとあれもこれも知りたい病に取り付かれ、それらの本から遠ざかってしまいました。例外は本を読むスピードが極端に落ちた時です。楽し…

そろそろヤツがやって来る

鉢植えのクチナシの蕾が膨らんできました。もうすぐあの香りをかぐことができます。楽しみですが心配もあります。オオスカシバの産卵です。ヤツの幼虫はクチナシの葉を多量に食べるのです。鉢植えのクチナシなんてあっという間に丸坊主にしてしまいます。親…

働く人たち

人と会い、話すことがほとんどなくなりました。が、この一月は珍しく二人の方と酒を飲みました。ご両人は働いています。年長の友人は、今は嘱託ですが、ずっと同じ会社です。伝統芸能に関わる仕事なので、彼の豊富な経験が必要とされています。もう一人の方…

やっぱり山口馬木也は時代劇だよね

先週からBSプレミアムで『大富豪同心』が始まりました。タイトルは筒井康隆の『富豪刑事』のパクリだし、主役の萬屋・中村隼人はテレビドラマには馴染みがないしで、期待せずに見ました。一回目は予想通りでしたが、二回目でよくなってきました。山口馬木也…

そろそろ半袖

昨日、久しぶりに都内に出かけました。半袖の人が大勢いました。確かに長袖のスウェットじゃ暑いよね。半袖シャツを出すとしますか。子供が小さい頃、「はんそで」と言えず「はんそー」と言っていたことを思い出しました。

モノラルの聞き方

私の持っているチャーリー・パーカーの音源はすべてモノラルです。彼が亡くなったのは1955年ですからステレオ録音があってもおかしくはありません。ですが疑似ステレオを含めても聞いたことはありません。そんな録音をここ数日聞き続けたのですが、なんだか…

バードのポートレート

LPレコードのディスクジャケットで見るチャーリー・パーカーの肖像写真はどれもエキセントリックでした。そのせいか、同じ人物とは思えません。酒と薬物で苦しんだ人ですから、そんな状態で撮られた写真もあったのでしょう。バードってどんな顔をしていたの…

私の生まれた日にバードが

手持ちのチャーリー・パーカーのCDをすべてを非圧縮でリッピングしました。毎日が休日だと、こんなことも思いついたらすぐにできます。録音された日をタイトルにしてフォルダを作りました。相当な数です。別テイクと思っていたのが同一だったのもいくつかあ…

本を読む姿勢

寝転がって本を読むのが好きです。場所はソファーですが、暑くなると畳の上もなかなかいいものです。机を使うのはメモを取ったり大きな本を広げるときくらいかな。が、最近になって困ったことが起こるようになりました。数頁読むだけで眠くなってしまうので…

大きな本

大型本の美術全集を十数冊持っています。中世からロマン主義までの西洋美術が対象です。古本で、どれも定価の十分の一くらいで求めました。安かったけれど状態がいいものばかりです。図版ばかり見ていましたが、本文も読むようになりました。図版の解説は巻…

まだ葉が出てこないけれど

若葉がきれいなベランダですが、枯れ木が一鉢あります。ノボタンです。昨年、花がすべて落ちてから植え替えをしました。その時一緒に植え替えた他の鉢はどれも元気です。これは失敗しちゃったのかなと気落ちしていたところ、ノボタンは秋になってから葉が出…

コップの中の新緑

ツバキの枝をコップに挿してみました。剪定し、捨てるつもりでしたが、若葉がきれいだったからです。三日経っても元気です。

また書店が消えた‥‥

床屋に行くと、帰りに近くの書店に立ち寄っていました。文庫や新書の新刊を立ち読みし、買うこともよくあり、ポイントカードも作りました。その書店が閉まっていました。閉店日は先月の半ばだったそうです。場所は駅前で、客もそこそこいたのですが、営業を…

タモリさんでもさえないときがある

学校嫌いの私でしたが、高校の生物の核酸についての授業は今でも覚えています。衝撃的だったのです。そんなことを思い出したので、NHKの『人体Ⅱ遺伝子』を見てみました。このシリーズのⅠは見ていません。内容は驚きの連続でしたが、ただそれだけで終わってし…

町工場ドラマ

私自身がそれを経営していたので、町工場が舞台のテレビドラマはついつい見てしまいます。今シーズンはテレビ東京の『スパイラル-町工場の奇跡-』がそうです。発明家でもある経営者が死亡し、残された負債は三億円。さてこの町工場を再生できるのだろうか…

読み通すためには

今度こそはと意気込んで読み始めるのですが、そのたびに弾き返されてしまう本が二冊あります。『失われた時を求めて』と『ユリシーズ』です。そろそろ完読しないといけません。本を読むスピードはどんどん遅くなり、それでいて読んだことはあっという間に忘…

剪定

今年はどうしたわけかどの鉢植えも枝がどんどん伸びています。そのためか午後になると茂った葉がクタッとなってしまいます。思い切って枝をバサバサ落としました。剪定の知識はまったくないので適当にやりました。案の定、見場がよくありません。盆栽の本を…

ハル・ブレイン

今朝の『ウィークエンド・サンシャイン』の前半は3月に亡くなった名セッション・ドラマー、ハル・ブレインの小特集でした。まずはビーチ・ボーイズを三連発。どれもモノラル音源です。続いてハル・ブレインといえばこれ、ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」…

ボケにまた蕾が

今年の花はもう終わったと思っていた鉢植えのボケが蕾を持ちました。固まって三輪あります。植え替えて肥料をやったせいか、葉がふさふさと生えています。でもまた花が咲くなんて。ボケの花は丈夫で、一月くらい枝から落ちることがありません。

駅の夢

この頃、駅の夢をよく見ます。どれも乗り換えがうまくできません。多いのが巨大な駅で迷う夢で、目的のプラットホームにたどり着けません。表示板に従い、いくつもの階段を上り下りするのですが、元の場所に戻ってきてしまうのです。小さな乗換駅でも同じで…