2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ボケに負けるなとばかりにジンチョウゲも咲き始めました。いい香りがします。次に咲くのはクチナシなので少し間が空きます。それまでに追肥をやる予定です。
たぬきの森(ベランダの鉢植え群)のボケが咲き始めました。ボケはなかなか落花せず、色もあせません。ころころした蕾もかわいくて好きです。今年は蕾が多く、長く楽しめそうです。
だいぶ前にも書いたのですが吉増剛造の詩「頭脳の塔」が好きです。「朝霧立ちこめ 狭霧立つ」というフレーズのリフレインにしびれちゃうのです。昨朝見た光景に「これだ!」と喝采しました。
ハムストリングの痛みの原因がわかりました。一昨日、狭い場所にかがんで配線を直しました。30分ほどの作業でしたが、不自然な姿勢でしたので、老いた筋肉には負担になったようです。原因がわかりほっとしました。でも痛みは続いています。
左脚の太股の裏側が痛みます。運動をしたり、変わった姿勢を取ったわけではありません。今までに一度も痛むことのなかった箇所です。ここ数日、歩きにくいと感じることがありました。そのためにこうなったのでしょうか。あるいはその逆なのか。新たな老化の…
幼い頃、父は私を自転車に乗せて、近所ですが、あちこちに連れて行ってくれました。フレームに二つ折りにした座蒲団を置き、そこに私がまたがります。町の名など知りもしませんので、どこを走ったのかをたどることはできません。でも、千住のお化け煙突はよ…
スギ花粉が飛び交う季節になってきました。数日前から目がかゆくてなりません。歳を取ってからの方が、いくらか症状が軽くなったように感じています。外出にマスクをしている昨今は鼻水が気にならず、それはそれで気が楽です。
じょうろの具合が悪くなりました。小さな穴から水が出ず、その先からポタポタと垂れるのです。水垢がこびりついたのだろうと、お湯を入れて揺すってみました。汚れは取れましたが垂れる水は前よりも多くなってしまいました。穴がつまったのではなく、古いの…
脂漏性皮膚炎と診断されて十二年になります。フケが目立つようになり皮膚科医院に行きました。当時私はまだ五十代でしたので、老人病とは言われませんでしたが、まあそのようなもので完治はしないと告げられました。老眼や耳鳴りがありましたので、加齢から…
小学五年生の夏休みはいつもの通り茨城県の母方の実家で何日か過ごし、帰りに祖父から小遣いを五百円もらいました。子供の頃の私は小遣いを貯めることができず、もらうとすぐに使ってしまいました。その時はポプラ社から出ていた小学生向けの日本文学全集の…
今日のNHK-FM「ウイークエンドサンシャイン」はバート・バカラックの追悼特集でした。ピーター・バラカンさんは私と同い歳、絶対にこの曲を最初にかけると予想しました。当り!ビートルズの"Baby It's You"です。私の中学生の頃、音楽の三大Bみたいな言い方…
満洲の寒村にいる夢を見ました。若い私は兵役に就いていたはずなのですが、なぜか農民として暮らしていました。やがて敗戦、村の人々を連れて帰国しました。その間の描写はありません。焼け残った浅草橋場の家に住んでいると、武装解除された知人たちが三々…
近くの家の門柱の上に平形の植木鉢が置いてありました。前に通った時はなかったような。小さな黄色の花が二輪咲いています。私の知らない花です。黄桜と書かれたプラスチックの札が挿してありましたが、酒蔵の名前で聞いたことがあるのみです。木ではなく草…
東京新聞の火曜日朝刊には「こころ」という頁があります。私は宗教欄として読んでいます。連載が二本、コラム「今週のことば」とやや長文で二回完結の記事で構成されています。差別的な発言や「スピリチュアル」な文も時々載っています。昨日の「ことばと信仰…
ずっとトイレットペーパーはミシン目に関係なく適当な長さで切って使っていました。でも今は違います。薄いトイレットペーパーのミシン目を見つけるのは老眼では一苦労です。が、ミシン目のありそうな位置でペーパーを引っ張るとたやすく見つかります。次に…
夜中に目覚めることが増えました。これも老化のあらわれでしょう。二度寝はなかなかできません。目をつぶりじっとしています。思い浮かんでくるのは、以前はそうでもなかったのですが、嫌なことばかりです。それではつらいので、少しでも楽しいことを考える…
私は、忘れかけていましたが、リエゾンナースという言葉をだいぶ前から知っていました。関心もあったようで、ドラマ『リエゾン』はタイトルだけで見ることにしました。毎回、エンディングの少し前あたりになると涙が止まらなくなります。悲しい場面だからで…
昨日は一日中雪が降っていました。となれば雪見酒です。熱燗がいいのでしょうが生憎と日本酒がありません。スコッチとバーボンをストレートでひっかけました。写真はモノクロではありません。
天気予報通り雪が降っています。写真は7時36分に撮影しました。初雪ではないのですが、私が見るのは初めてです。積もるでしょうね。
私が古楽に親しむようになったきっかけの一つに『ヨーロッパ音楽夢街道』というコンピレーション・アルバムがあります。十枚組のCDで、副題に都市の名前を記し、それにちなんだ曲を収録しています。今でもたまに聞いています。レーベルはハルモニア・ムンデ…
DACとアンプを繋ぐRCAケーブルの不良を発見し交換しましたが、問題はないが古くなったケーブルも取り換えることにしました。私は高額なケーブルを使いませんので、費用はわずかです。DAC兼バランス接続のヘッドホンアンプがライン出力もできることに気づき、…
去年は蕾を付けるのが早かったせいか、色も香りもイマイチだったたぬきの森(ベランダの鉢植え群)のジンチョウゲでした。でも今年は大丈夫。蕾はしっかり紫色で、きっと香りもいいはずです。たぬきの森に来て二年目は元気がなく、このまま枯れてしまうので…
アメリカ初のギターヒーローはポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドのマイク・ブルームフィールドと思っていたのですが、ジーン・ヴィンセントのレコードを聞き、ロカビリーの時代にこんなにすごいギタリストがいたんだとびっくりしました。先週のNHK…
新聞の書評で知ったウディ・アレンの自伝『唐突ながら』(河出書房新社)が読みたくてなりません。が、本とレコードは買わないと決めています。それなら図書館へ、となるのでしょうが、人と会うのが苦手で、ここ数年それがさらにひどくなった私には足を向け…
豆が大好物です。海外旅行の番組で、市場に豆だけを商っている店を見ると心が躍ってなりません。西アジアに多いのかな。何種類もの豆を籠に山盛りにして売っています。大きいのや小さいのやいろんな形と色の豆の洪水、美しいったらありゃしません。もちろん…
森鷗外の『壽阿彌の手紙』を『澁江抽齋』の追記として読み始めた書きましたが、その前に『澁江抽齋』を読み返したのではありません。『澁江抽齋』は二度読んでいましたので、少しは覚えているだろうと、飛ばしてしまったのです。鷗外の最高傑作は『澁江抽齋…
小学生の頃、ハーモニカを吹くのが好きでした。持っていたのはミヤタの複音でキーはCです。楽譜は学校の教科書を使いましたが曲数が少なく、書店でハーモニカ名曲集を求めました。これが五線譜ではなく、数譜で書かれていたのです。ドが1でレが2、長さやオク…
菓子舗眞志屋に伝わったお七手縫いの袱紗について記します。これはまた眞志屋と水戸家の関係をもあらわしています。水戸家の御用達に河内屋という粉屋があり、島という美しい娘がいました。河内屋は本郷に地所を持ち、そこに八百屋市左衛門が住んでいました…