旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

古希プレゼントはなし

先月古希を迎え、自分へプレゼントを贈るつもりでしたが、欲しいものがなくてやめることにしました。2月一杯をタイムリミットにしていたのです。次があるとすれば喜寿(77歳)祝いですが、その頃には物欲はすり切れているのではないでしょうか。

南中

ピンチョンの『メイスン&ディクスン』で「南中」という言葉に出会い、高校の地学の授業を思いだしました。私は「南中」がどんな現象なのか、理解できませんでした。授業で習ってもだめだったのですから、辞書をひいてはみましたが、わかるわけがありません…

ネジ締め

テレビ専用のメガネが緩いので外してみると、右側のネジが浮いていました。どちらかというと不器用な私ですが、精密ドライバーもありますし、これくらいは直せます。ツルを取り汚れを落として戻し、ネジを締めます。小さいネジなので結構苦労しましたが、ネ…

ロシアは侵略をやめろ

ソヴィエト連邦軍がチェコスロバキアの変革運動に軍事介入したのは私が高校に入学した年(1968年)でした。国際情勢などまったく知らない私でしたが、他国を一方的に軍隊よって占領することに驚きました。ロシアは侵略をやめろ。

大丈夫かな?

少し前にちょっとした間違えをしました。判断ミスのようなものではなく、単純なことでした。そのことよりも、途中で気がつかなかったことに落胆しました。老いがぐっと進んだのではないかと心配になりました。幸い、その後そのようなことはありません。何か…

今回も腕が痛い

昨日、新型コロナワクチンの3回目接種をしました。前2回と同じように、注射した側の上腕部が痛みます。それほどの痛みではないので、生活に支障はないでしょう。さて、夜は何を飲もうかな。(昨日は酒を飲みませんでした。)

ピンチョン『メイスン&ディクスン』

若桑みどりの『マニエリスム芸術論』は途中までしか読めなかった本でした。そのときは内容に関心が持てなかったのです。二度目の今回はおもしろくてたまりません。まだ半分ですが読み通せそうです。『マニエリスム芸術論』を読んでいたら、急にトマス・ピン…

マニエリスム

若桑みどり著『マニエリスム芸術論』(ちくま学芸文庫/1994年)を読みながら、若桑も編集に加わっているマニエリスムの画集を見ています。残念ながら16世紀の音楽のレコードは持っていないので、それを聞きながら画集に見入るという至福の時間は過ごせません…

日野市議会議員選挙

日野市議会議員選挙の投票をしてきました。今回の選挙はどの候補も懸命のように感じられました。選挙カーはよく通りますし、街頭演説も多く、チラシは熱く訴えかけてきます。日野市に住んで二十年が経ちました。現職の候補者たちは、自分はこのような成果を…

本の紹介

土曜の朝の楽しみは新聞の読書欄を読むことです。購読している東京新聞のその欄のタイトルは「読む人 書く人」です。もう本は買わないと決めてはいるのですが、新刊の紹介は気になります。そんな関心がなければ、古い本も読み続けられないと思っています。自…

山に雪

富士山は真っ白ですが、近くの山々も山頂付近は雪に覆われることがあります。ですが今年はそれが見られません。それでもここ数日は写真のように少しは積もっています。

サボテンの植え替え

サボテンの植え替えをしました。こんな寒い時期にやるものではないのでしょうが、伸びすぎて傾いてしまったのです。それに鉢も小さくなりました。このサボテンは株分けして二鉢あります。大輪で華麗な花を付けるのですが、昨年はどちらも咲きませんでした。…

彼は友人だったのかな?

実在する超有名芸能人から、離婚し所属している事務所もやめたいので協力して欲しいと言われる夢を見ました。「本当は芸能界にいたくないのだが、それでは生活ができないので、個人事務所を作るからそちらもお願いしたい」とも。私は彼のファンではありませ…

3回目接種の予約をしました

新型コロナワクチンの追加接種の案内が届きました。1、2回目の接種予約は電話でおこないました。予約サイトが使いものにならなかったからです。今回はサイトがまったく変わっていて、簡単に予約できました。接種会場のワクチンはファイザー社のものでした。

漫画

積ん読の中の一冊ではありませんが漫画『東京オルタナティヴ』(大塚英志原作/西川聖蘭作画)も「ゆっくりと、繰り返し読むこと」でストーリーと登場人物がわかってきました。私は月刊の少年漫画誌を読んで育ちました。サンデー、マガジンには親しめず、中学…

積ん読を減らす

私の積ん読には二種類あります。読まなかったものと途中でやめたものです。読まなかった本のほとんどは、今はその気はないが読む日が来るであろうと買ったものです。買ったことさえ忘れていた本もあります。途中でやめた本は、読みこなせなかったからですが…

Django

ベニー・カーターとジャンゴ・ラインハルトのLPレコードは持っていません。タイトルにジャンゴの名のあるレコードは2枚持っています。MJQの"Django"とジョー・パスの"For Django"です。それぞれ1956年にプレスティッジ・レコード、1964年にパシフィック・ジ…

ベニー・カーター

スウィング・ジャズ、特にベニー・カーターとジャンゴ・ラインハルトを聞いています。カーターはデューク・エリントンのバンドにずっと在籍していたジョニー・ホッジズほど日本で名は知られていませんが、自らバンドを率い、作・編曲にも秀でていたすばらし…

ツバキが咲きました

白いツバキが咲きました。どの花が咲くのも嬉しいのですが、ツバキは格別です。十代の頃から好きだった花だからでしょうか。外は霙が降っています。霙とツバキ、いい取り合わせです。

マルサの男

昨日に引き続き税務調査の話です。以前も書きましたが、私は仕事で関わり合いのあった役所の中では税務署に一番好感を抱いています。応対がとても丁寧で、質問にはわかりやすく答えてくれるからです。税務調査で不快な思いをしたことはありません。調査は税…

こんな殺し文句も

起業して5年目に税務調査がありました。調査に来た方の開口一番がこうでした。「御社のように発展が著しい会社はすぐに国税の担当になってしまいますから、その前に来ました。」リップサービスです。零細製造業が国税の扱いになるなんてあり得ないことです。…

紋切り型の殺し文句

私が起業した頃、株式会社の設立には1,000万円以上の資本金が必要でした。最低額で始めましたが数ヶ月後で増資しました。計画通りにいかなくなったのです。製造業でしたから設備に金がかかります。資本金だけではとてもたりません。それを知った上で起業した…

物欲が消えた(なんてことはないと思うけど)

自分への古希プレゼント、まだ買っていません。いくつか候補があり、その一つに決まりかけたのですが、「んなもの欲しい?」と問いかける声が聞こえ、「いらない、いらない」になってしまいました。現代アートの展覧会やテーマパークがゴミの集積所に見えて…

困った、年金がもらえない(夢です)

厚生年金が長期間納付されていないので年金がもらえない、という通知が届く夢を見ました。あわてて勤務していた元職場に駆けつけ詰問すると「給与担当者が納付すべき金を自分の投資に使い、それが発覚して退職したので彼から取り立ててくれ」という無責任な…

『三浦つとむ選集』

高畠素之(たかばたけもとゆき)の著作を探しましたがみつかりませんでした。筑摩書房の『現代日本思想大系』に何か収められていたような気がしたのですが。本探しをしたときには書棚の一部を入れ替えるようにしています。一、二段なのですが気分が変わりま…

『東京オルタナティヴ』

ComicWalkerで大塚英志原作/西川聖蘭作画の『東京オルタナティヴ』を読み始めました。実際はストーリーがまったくわからず、読んでいるとはとても言えません。第一、顔の区別がつきません。それはこの作品だけでなく、最近の漫画のほとんどがそうなのです。…

フーコー、フローベール、ブリューゲル

「三回、フローベールは『聖アントワーヌ』を書いた、くり返して三回書いたのである」ミシェル・フーコーの「幻想の図書館」(工藤庸子訳)の冒頭です。ギュスターヴ・フローベールの小説は『ボヴァリー夫人』と『感情教育』しか私は読んだことがありません…

こんな本が売れているなんて

昨日の東京新聞朝刊にジュンク堂書店池袋本店の売上げランキング(1月16日から22日)が掲載されていました。たぶんこんな本だろうと思ったものはなく、さすがジュンク堂と感心しました。驚いたのはグレゴリー・ベイトソン著『精神と自然』(岩波文庫)が7位…