旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

マニエリスム

若桑みどり著『マニエリスム芸術論』(ちくま学芸文庫/1994年)を読みながら、若桑も編集に加わっているマニエリスムの画集を見ています。残念ながら16世紀の音楽のレコードは持っていないので、それを聞きながら画集に見入るという至福の時間は過ごせません。
16世紀には新プラトン主義が一般に人々にも広がっていたそうです。新プラトン主義は知っておきたいと、歴史書を読みながら考えたことがありました。これは学ばなくてはなりません。
マニエリスムといえばエル・グレコの名前しかあげられなかった私です。『マニエリスム芸術論』と画集で多くの芸術家に出会えましたが、気に入った(通称)ブロンズィーノ以外はすぐに忘れてしまいそうです。