最近の休日は本を読むばかりです。でも、「それが楽しくてね」とはとても言えません。
無知な人間なので、読書はその隙間をわずかでも埋めてくれますから、楽しくないわけではありません。しかし本を読めば読むほど、いやでも隙間の広さに気づかされます。となると、これは延々と続き「日暮れて道遠し」で死を迎えるのは必定と思えてくるのです。
ちょっとペシミスティックになっているのかな？出不精がさらに出不精になっていることもまずいよな。
熱海のＭＯＡ美術館で岩佐又兵衛の絵巻物の展覧会が開催されています。所蔵品の目玉ですから何回も開かれていますが、今回はなんと三期連続だそうで、そう聞くと重い腰を上げたくなってきました。
「山中常磐絵巻」の公開は４月４日まで。熱海の温泉もぐっと値下げをしているようなので、一泊で行くのもよさそうです。
