旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

飛行機に乗る夢はよく見るけれど

私は飛行機に一度も乗ったことがありません。大の旅行嫌いなので、その機会がなかったのです。こうなったら乗らずに死んでやる、なんて意地を張る気はもうとうございません。ただ、遠方に住む親類もいないので、そのようになりそうな予感はしています。
が、飛行機に乗る夢は何度も見ています。映画やテレビで、飛行機内の様子を知っているからでしょう。
昨日ははじめて飛行機に乗る自分を夢に見ました。こんな夢ははじめてです。それも羽田からではなく、博多空港から搭乗したのです。
機内は今まで夢に見たものと違っていました。椅子は真ん中にあり、窓際にはありません。そしてその窓は電車のように大きいのです。変だとは思うのですが、はじめてのことなので、これがリアルな飛行機内なのかと納得してしまいました。
さて、離陸です。なぜか上昇中に客室乗務員が飲み物を配りはじめました。これも納得です。でも、受け取ったコーヒーは薄く、味もありません。
仕方なくそれをすすりながら窓の外を見ていました。もうそろそろ眼下に海が見えるかな、と期待していると、飛行機は高度を下げ、地上の景色がみるみる大きくなってきました。機体に不具合があり、空港に戻るとのアナウンスが流れました。
その後、夢は時間を遡り、なぜ私が飛行機に乗るようになったのかがわかりました。どうも本編はそっちだったようです。