旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

モンク漬けの一夜

前日が徹夜で棚卸しをするという、疲れが後々まで残る夢でしたので、お詫びのしるしか(誰から?)大好きな音楽が鳴り続ける夢を見ました。楽しいだけじゃなかったんだけどね。
セロニアス・モンク一家の生活に密着していたのですが、本で知っているものとは違っていました。彼は独身で母と幼い妹三人を抱え、家賃さえ滞るような日々を送っていました。そんなわけで家を転々とし、ピアノなど持てるわけもありません。しかし真摯に活動を続け、目を付けるエージェントがあらわれました。彼はモンクに住む家とピアノを提供しました。
舞台はニューヨークなんでしょうが、東京の下町のようでした。家も古く、各階に四畳半ほどの狭い部屋が一つしかない五階建てです。ピアノは壁に畳まれていて、使うときに引き出します。これで音がするのかな。でも妹たちは大喜びでした。
これまでのシーンにはモンクは登場しません。彼が現れるのは夢の後半、コンサートホールでの演奏会です。ソロ、トリオ、カルテットと、モンクス・ミュージックを間近でたっぷりと聞くことができました。
さて、今朝はちゃんと起きられましたので、エルピスじゃないエルヴィスを聞きながら散歩してきましょう。