旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

レイシズムとフーコー

梁英聖著『レイシズムとは何か』(ちくま新書)を読んでいますが、第二章の途中で足踏みをしています。読み進めるためにはミシェル・フーコーに関する知識が必要なのです。「生権力(せいけんりょく)」なんてことばはとうに忘れていました。フーコーの著作…

ボケが満開です

蕾の方が好きと書いたボケが満開となりました。この鉢植えとのつきあいは長いのですが、今回は驚くことばかりでした。まずはあまりにも早い開花です。今までは暖かくなりはじめた頃に咲いていました。ですから若葉とともに見られたのです。それに咲き方。こ…

朝食

家に泊まった若い友人に朝食を作ったことがあります。ベーコンエッグにサラダ、トーストとコーヒー、喫茶店のモーニングサービスのようなメニューでした。彼は「こんなおいしい朝食は食べたことがない」と喜んでくれましたが、過剰な褒めことばはジョークと…

居酒屋に行きたい

三ヶ月ほど居酒屋に行っていません。ふだんでも行くのは月に一度くらいですから、居酒屋好きとはとても言えません。でも「今日は居酒屋に寄ってみるか」と思うだけで、顔がにやついてしまうのは確かです。焼き鳥、煮込みにコップ酒、それとあのにぎやかさ。…

アンケート

やや厚いアンケート用紙が郵便で届きました。少し前に送っていいかと電話で問い合わせがありましたので、予想されたものです。公的な機関からはよくアンケート用紙が送られてきます。その場合は先方が私の住所を掌握していることに疑問は感じません。今回は…

有益な情報

私がパソコンに向かう時間はわずかです。思慮深くないので、多量な情報の正否が判断できないからです。それでもたまには、ネットはありがたいと思うことがあります。昨年買ってまだ読んでいない本の書評をあるサイトにみつけました。同じ分野の研究者が書い…

アヒルは友だちだから

アヒルから鳥インフルエンザが検出され、殺処分されています。毎日、アヒルと入浴している私には悲しいニュースです。我が家のアヒルはゲームセンター経由で飛来しました(アヒルが飛ぶのかよ)。ビニール製ですから鳥インフルエンザには罹らないでしょうが…

蕾の方が好きだな

ボケの蕾が色づいてきました。咲いた花は朱色ですが、蕾はピンクから赤に変わっていきます。これがとてもすてきです。小さな女の子の、お祭りなどで紅を塗ってもらった唇のように見えるのです。

69歳になりました

今日は誕生日です。なんとか無事に69歳となりました。この時期には毎年二つ、やらねばならないことがあります。その一である所得税確定申告書の提出は昨日すませました。二つめの市がやってくれる特定健康診査は、今年はパスすることにしました。今は病院に…

散髪の後は本を買う

床屋帰りに本屋に寄りました。買った本は2冊、小山俊樹著 『五・一五事件 - 海軍青年将校たちの「昭和維新」』(中公新書)と梁英聖(りゃんよんそん)著『レイシズムとは何か』(ちくま新書)です。新書は新旧取り混ぜ、よく読みます。古い新書は読者が多少…

こんなミスもあるんだな

先月買った本を読んでいて、今まで出会ったことのないタイプの誤りをみつけました。本文とそれに付いた注がほとんど同じ文章なのです。一般書と専門書の中間のような本で、安くはありません。私のは第4刷で、増刷があるかもしれません。複数の著者はすべて物…

戦国武将と会食したぞ

戦国武将たちと会食する夢を見ました。大河ドラマの影響をもろに受けた夢で、自分の単純さを思い知らされました。板敷きの広い部屋に20名ほどの武将が集まっていました。甲冑は着けていませんが、いつでも臨戦できる雰囲気です。信長や光秀もいるはずなので…

マージ-河のフェリー・ボート

今朝のBSプレミアム『世界ふれあい街歩き』はリバプールでした。2014年に放映されたものの再放送です。オープニングはリバプールに着いたフェリー・ボートから通勤の人たちが降り、街に向かうシーンでした。そうです、これぞマージ-河のフェリー・ボート。…

花電車

目が覚め、すぐには起きずに布団の中にいると、子供の頃に見た花電車の姿が思い浮かんできました。花電車とは、電飾された路面電車(都電)のことです。何かを祝って花電車は走ります。数回見たはずですが、何を祝ってなのかは覚えていません。花電車が走る…

ウメを出しボケを入れ

室内に置いたので鉢植えのウメはあっという間に満開になり、散ってしまいました。枝振りを愛でるほどのものでもないので、ベランダに戻しました。ほのかな香りをありがとう。代わりに入れたのはボケで、小さな蕾がたくさん付いています。全部咲くことはない…

散歩の音楽

昨日に続いて散歩の話です。休んでいるから書きたくなるのかな。私の散歩には音楽が欠かせません。それほど大音量で聞いてはいませんが、自動車の音に気づかないこともあり、狭い道では注意するようにしています。聞くのはジャズ、R&Bとファンクです。先日散…

目も心も

腰痛で今は休んでいますが、晴天ならば散歩をするようにしています。気分転換だけでなく、私のような不風流な者でも季節の移り変わりが感じられ、これからも続けるつもりです。それに欠かせないのが、2年前に作った度付きのスポーツ用サングラスです。冬でも…

責任は感じるのではなく、取るものということ

『旭亭だより』を書き始めた頃、伝えたいことはあるのだけれど、それ文章にするのができなくて、しょっちゅう悩んでいました。そんな時まずやったのは「別な話題を探す」でした。できないなら逃げちゃえ、です。それも悪くはないけれど、行き詰まるに決まっ…

腰を痛めてしまいました

昨日、拭き掃除をしていて腰をひねりました。グギッ!やっちゃった。散歩をするようになってから、腰の具合はよかったのですが、痛めてしまいました。無理はせず、散歩も当分お休みです。立って歩けますので、ご心配なく。

成人式は中止になりましたが

私の住む東京都日野市の成人式は中止になりました。先月の広報には開催すると記載されていましたので、がっかりした新成人も多かったことでしょう。晴着姿のお嬢さんたちを見ることもないと思っていましたが、近所の公園に何人か集まっていました。公園内に…

右の瞼が痛い

昨日から右の瞼に痛みがあります。やや腫れていますが、日常生活に支障はありません。普段から病院にはなるべく行かないようにしています。病院嫌いとか、自分は病気にならないと過信しているのではありません。医療検査機器のメーカーに勤務していたことが…

山本周五郎『風流太平記』

青空文庫の山本周五郎著『風流太平記』をはじめて読みました。冒頭を読み「国枝史郎っぽいな。山周、こんなのも書いてたのか」と驚きましたが、国枝の伝奇小説のような荒唐無稽さはさすがにありませんでした。腕の立つ武士の主人公は敵を憎むことがなく、山…

これは嬉しい

会社勤めの夢をよく見ます。夢の半分以上はそれです。仕事ができない、何をしたらいいのかわからない、誰も口をきいてくれない等々、いいことは一つもありません。寝る前に「仕事の夢は見ませんように」と願ってみても効き目はありませんでした。ところが、…

阿部定とどこかで見たポスター

BSプレミアム『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』の「阿部定事件~昭和を生きた妖婦の素顔~」を見ました。亡くなる2ヶ月前に収録したという浅香光代さんへのインタビューがあり、間に合ってよかったと思いました。世志凡太さんを聞き役にしたことも効果…

ウメ、ツバキ

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)のウメの蕾がふくらんできました。週末には咲きそうです。香りはほとんどありませんが、年が明けて一番に咲いてくれる大切な友です。ツバキの蕾も大きくなってきました。二鉢ともまだ二年目なので、おそるおそるつきあって…

下川耿史編『家庭史年表』『近代こども史年表』

近代の生活史についての本はないかと書棚をあさってみました。まず見つかったのは下川耿史(しもかわこうし)編集の年表4冊でした。『家庭史年表』と『近代こども史年表』で、どちらも明治・大正編と昭和・平成編に別れています。河出書房新社から20年ほど前…

赤紙

藤井忠俊著『国防婦人会 - 日の丸とカッポウ着 ー』(岩波新書)を読んでいて、自分は「赤紙」について正確には知っていたなかったことに気がつきました。大江志乃夫著『徴兵制』(岩波新書)が手許にありますので、早速読むことにしました。いい加減な知識…

直しもの

朝から酒を飲んだのは元日だけでした。私の生活も変わったものです。翌日からは通常モードで、散歩し、直しものをしました。使っている道具のメンテナンスです。老眼鏡を掛けても細かい作業がしんどくなりました。拡大鏡もあるのですが、焦点がうまくあいま…

私はなぜ飛行機に乗らなかったのか

昨日の便りに「私は飛行機というものに一度も乗ったことがありません」と書きました。これは何度か書いていますが、私の世代では珍しいことかもしれません。なぜそうなったのかには理由があります。それを書いておくことにします。一つは出不精で、旅行嫌い…

初夢

こんな初夢を見ました。私は40歳くらいで、ハワイに向かう飛行機に搭乗していました。仕事ではなく観光のようですが、なぜか楽しい気分ではないのです。(私は飛行機というものに一度も乗ったことがありません。以下おかしな記述があると思いますがご容赦く…