旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

江刺の桜は三分咲き

江刺の土筆

往きの新幹線では窓際のA席に陣取り、車窓からじっと目をこらして桜観察です。
郡山あたりから見頃となりました。仙台は満開です。水沢江刺駅のひとつ手前の一関では八分咲きでした。
期待が高まります。一関と水沢江刺の間にはトンネルがいくつもあります。最後のトンネルを抜け、新幹線は水沢に入りました。


ところが‥‥。
桜の花が見当たらないではありませんか。国境の長いトンネルを抜けると、そこはまだ早春だったのです。


工場で仕事を終えてから宿泊するホテルに向かいました。しばらく歩くと桜木通りという道にぶつかります。桜並木があるのではないか、と思うのは人情です。
が、この道には桜の木がただの一本もありません。羊頭を掲げてなんにも売らない、のです。


かろうじて民家の庭に枝振りのいい桜を見つけました。三分咲きといったところでしょうか。
出張、来週にすればよかったなぁ。