旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

話のつまらない奴

四十代のころまでは、自分が話の面白い人間だと思っていました。話術はひどいものですが、どんな話題にもついていけるし、それなりの知識もあるなんて、不遜にも考えていたのです。そんな時期は、話をすることが楽しかったものです。


今はだめです。ものを知らない、思考のプロセスがめちゃくちゃである等々、自分の欠点がよくみえ、話を途中で切り上げたくなることがしょっちゅうです。ユーモアがあればまだ許せるのですが、その片鱗もありません。それどころか、年齢とともに傲慢になっているようです。


となると、人と会うのを避けるしかありません。
私を知っている方は鬱病の再発かと心配してくださるかもしれませんが、そうではありませんのでご安心ください。
「あいつも少しは大人になってきたね」と笑ってくだされば本望です。