歌謡曲、結構好きです。「昭和」歌謡と最近よくいわれますが、歌謡曲は昭和に生まれ、昭和で終焉したと考えていますので、私にとってそれは不適切な表現です。
歌謡曲を象徴する男性歌手はいつも不動です。春日八郎、三橋美智也、三波春夫の三人です。
なぜ春日八郎がトップなのか?それはほかのふたりには民謡、浪曲というバックボーンがあるのですが、春日八郎にはそれがなく、彼だけが純粋歌謡曲歌手だからです。
でも、ヒット曲の多さでは三橋美智也がダントツです。そして私のお気に入りは三波春夫先生(呼び捨てになんかできません)。
久しぶりに三人のCDを聞きました。レコードでないところが、私の歌謡曲に対する愛情の薄さを正直にあらわしています。
三橋美智也の二枚のCDだけがオリジナル音源ではなく、後年に録音されたステレオ版です。編曲は原曲を踏襲していますが、声のツヤが違います。歌謡曲のCDを買うときにはオリジナル版を絶対にお薦めします。
でもねー、どれも感動しちゃいました。
実は来年の【江刺寄席】で……(これはまだナイショでした)。