旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2014-01-01から1年間の記事一覧

退職のタイミング

休日は仕事を忘れることにしています。 が、その気でいても考えてしまうものです。ただ、働いているときと内容は違います。 事務所では資金繰りや、期末の予測などの目先のことが頭から離れません。旭亭で考えるのは、主に退職のタイミングについてです。 年…

今日は夏季賞与支給日です。

7月と12月の第一金曜日はATCの賞与支給日です。 どうも試作業界には向かい風が吹いているようで、巷で言われているような景気のよさを実感することはありません。でもそんな中で、今回も自己資金で賞与をまかなえられました。 賞与資金に短期借入金を…

私自身のための抜き書き

無力感に捕らわれています。今、そのような人は多いのではないでしょうか。 先日、子安宣邦の「『近代の超克』とは何か」(青土社)で知り、全文が読みたかった竹内好の「中国の近代と日本の近代−魯迅を手がかりとして」が収録された本を入手しました。その…

足がつった!

夜中に左足のふくらはぎがつりました。 泳いでいてつったことはあります。すぐにプールから出ましたが、みるみるうちに筋肉が収斂していき、びっくりしました。 今回は見てわかるような収斂はありませんでした。でも、痛みは朝起きてからも残っています。 馬…

【江刺寄席】ポスターを貼りました。

第九回【江刺寄席】の入場整理券の配布開始日まで、あと一月となりました。そこで事務所の入り口の横と旭亭内にポスターを貼りました。 【江刺寄席】のポスターの背景色は緑・青・赤の三色で、その順に繰り返しています。ということで、九回目の今回は赤とな…

さて晦日

今日でATC第15期も四分の三を終えたことになります。 あまりよくありません。でもまだ四分の一を残しています。 こんなときはしゃかりきにならず、ひと息ついて脇見してみるのもいいのじゃないかと思っています。

カラスと再会

カラスに襲撃されてからほぼ一月たちました。運良くカラスの姿を見ることがなかったのですが、今日とうとう出会ってしまいました。 一羽のカラスが何かを追って飛んでいました。スズメにちょっかいを出しているようでした。そのうちにそれに飽き、電線に止ま…

保田與重郎

保田與重郎の本は二十代のころに「日本の橋」と「後鳥羽院」を読んだだけです。職場の近くの区立図書館で借りました。彼の本は再刊されることがありませんでしたので、戦前のものでした。その図書館では、古い書籍は閉架でしたが、貸し出しにも応じていたの…

昇段か進級か

何度挑んでも跳ね返されてきた本を、やっと読み終えることができました。「大東亜戦争」開戦時の言説に関する本です。 「大東亜戦争」開戦によって「支那事変」の意味が後付けされ、それによって庶民だけでなく知識人たちにも、宣戦が感動をもって迎え入れら…

楽器愛

夢に所有している楽器が出てきました。 現在、私は5本のエレクトリック・ベースを持っています。多いときはこの倍でした。 夢の中で、何本か処分することを求められました。誰からなのかはわかりません。 そこで1本1本ケースから取り出し、吟味しました。…

電車でうとうと

昨日は仕事で都心に出かけました。 用事をすませ、山手線で神田駅に出て、乗り換えの中央線を待っていました。私は東京駅で始発の中央線に乗ることはあまりやりません。 快速電車をやり過ごし、次の特別快速を待っていると、稲光がありました。隣にいた、私…

理想の起床時間

3時30分です。 枕元に時計は置かず、体内時計で起きています。最近、それが30分ほど進んでいるようで、3時前に起床することもよくあります。 ですが、今日はぴったり。最高の気分です。

味覚に自信なし

土日はいつものように本を読んで過ごしました。珍しく、すべて小説でした。 食べ物、飲み物に対する関心がどんどん薄れていることに気づきました。興味がなくなってきたというのではなく、自分の味覚がたいしたものでないことを自覚したからです。 天性のも…

一番覚えていないのは自分のことかも

倉橋由美子を読みながら、高校生時代のことを思いだしていました。 多くの人がそうなのでしょうが、最近のことは忘れても昔のことはよく覚えていると、自分の記憶に変な自信がありました。 確かに四、五十年間の出来事や会話を、そのときの情景やことばの端…

十六歳の読書

倉橋由美子の初期の小説を一日中読んでいました。彼女と大江健三郎の作品が、私の触れたはじめての同時代文学でした。 高校一年のときです。学校の図書室に置かれた、確か講談社の文学全集の中の一巻に、名前だけ知っていた大江を見つけ、それを借りました。…

カウントダウン

カウントダウンがはじまりました。「○○まであと□□日」というわけです。 □□が、たぶんまだ三桁ですので、○○は発表しません。 まあ、たいしたことではありません。

画期的新製品(?)

新製品開発の夢を二日続けて見ました。 まずTシャツです。速乾性のものがよく売れているようですが、私はそれを目に見えるようにしました。Tシャツに乾燥度が数字で表示されるのです。問題はデザイン性です。ちょっとカッコ悪いかな、と。 もうひとつはこ…

どう見てもパジャマでしょ

朝のホームで、変わった服を着ている若い女性を見ました。 パジャマ姿なのです。スウェットの上下ではなく、襟のある前ボタンのあれです。柄も生地もまったくパジャマで、袖と裾はまくっていました。 履き物はスニーカーです。いくらなんでもあの格好で出勤…

犯人俳優

テレビドラマは好きですが、それほど年季は入っていません。 好きになったのは脇役、特に犯人や異常者を演じる俳優の魅力に気づいたからです。そのような役で印象に残った人たちがどんどん使われるようになり、いい人の側に移っていくのは、一抹のさびしさは…

プラグド・ニッケルのマイルズ・デイヴィス

土日はお題のボックスセットをずっと聞いていました。 日本でのみレコードが2枚リリースされていたものですが、その後完全版が米国でも発売されました。私が持っているのはこちらで、2日間の演奏がCD8枚に収録されています。 プラグド・ニッケルはシカ…

キョウチクトウとオナガ

襲撃されてから二週間が過ぎ、やっとカラス恐怖症が治ったようです。 散歩には帽子をかぶるようになりました。熱中症対策にもなりますし、いいのはわかっているのですが、かぶる習慣がないもので、外出時にはボーシボーシと呪文のようにつぶやくことになりそ…

スティーヴィー・レイ・ヴォーンの「パイプライン」

朝からすごいものを聞いちゃいました。ディック・デイルとスティーヴィー・レイ・ヴォーンの演奏する「パイプライン」です。デイルさんはわかるけど、レイ・ヴォーンがねー。 かけてくれたのはNHK・FMの「ウイークエンド サンシャイン」です。リクエス…

海ほおずき

コメントに海ほおずきのことを書きました。 子供のころ、うまく鳴らせなかったのですが、露店で海ほおずきをよく買ったものです。色がきれいでいろいろな形があり、それに惹かれていました。 もうひとつのほおずきは花屋でも売っています。でも、海ほおずき…

おしゃれな人

私の通勤時間はラッシュのピークを過ぎたころです。電車の間隔もあり、ホームの人々を観察する余裕があります。半分以上はお馴染みの人たちです。 その中に、私の乗車する隣の場所に決まって立っている男性がいます。五十歳を少し過ぎたくらいでしょうか。 …

旧サーバーにも

まだ旧サーバーにもメールが届いています。 新旧両方のサーバーをチェックしていますので、送信していただいたメールの見落としはないと思いますが、なにせ人のやること、完璧とはいえません。 返信が遅れているようでしたら、申しわけありませんが、ご催促…

サーバーの移行

本日、ATCのサーバーが変わりました。 1週間は旧サーバーもそのままにしてありますので、その期間はひとつのドメイン名にIPアドレスがふたつあることになります。 メールの受信に関しまして、対策はすませてありますので問題は生じないはずです。が、…

民話「カラスのお詫び」

夜、戸を叩く音がしました。眠りかけていた旭村のかずっぺは不承不承に布団から出ました。 「なんだべー、こんな遅くに。オラが早寝だってことを知らねーとこみると、こりゃよそもんだな。」 戸を開けると、カラスが紋付袴姿で立っていました。外は暗いし、…

聞きたい時が

ここ数年、価格の安さにつられ、クラシックのCDのボックスセットをいくつも購入しました。一通り聞いては段ボール箱に入れて重ねてあります。 本もそうですが、レコード(CD)はそれ以上に手の届くところに置きたいものです。調べものは後からでもできま…

チケットはあったのに

オールマン・ブラザーズ・バンドといえば、なぜか92年のライブアルバムが今頃になって発売されました。 エピックから同時期のライブがすでに2枚出ていて、私の愛聴盤でもあります。これはいくつかのコンサートの録音から成っており、今度発売されたのは彼…

Gregg Allman ”All My Friends”

今年1月に行われたグレッグ・オールマン・トリビュート・コンサートの2枚組CDを買いました。先週のNHK・FM「ウイークエンド サンシャイン」でこのアルバムから4曲が紹介され、欲しくなってしまったのです。 ドクター・ジョンやジャクソン・ブラウ…