旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

興味はどんどん広がって

今月はフランス革命やナチ・ドイツに関する本をじっくり読むつもりでしたが、それ以外にあれも知りたい、これも知りたいと興味の範囲が広がり、腰が落ち着かなくて困っております。近代の戸籍制度について知りたいし、それと全然繋がりませんが杉山正明の本…

ナナ・ヴァスコンセロス

今週はずっとECM録音のギタリストのレコードを聞き続けていました。ラルフ・ターナー、パット・メセイニー、エグベルト・ジスモンチの3人です。どれもすばらしいし、音がいい。手放さなくてよかったな。リーダー3人の卓越した演奏(ターナーとジスモンチはピ…

中学生(承前)

昨日、友人の女性は「好きな女の子では」ではなかったと書きました。まずい表現なのはわかっていましたが、そのままにしました。「彼女ではない」よりはましかな、と。あの頃の中学生の「好き」は憧れと同義でした。おつきあいをしているカップルは見たこと…

中学生

数日前、すっかり忘れていた中学生時代の友人のことが思い浮かびました。昨夜、その友人の夢を見ました。友人は女性ですが、好きな女の子ではありません。夢の中で私たちは高校3年生でした。別の学校に進学しましたから、久しぶりの出会いでした。場所は電車…

ジンチョウゲ

先週、たぬきの森(ベランダの鉢植え群)に水をやっていたら、かすかですがあの香りがしました。やっと咲いたか、とジンチョウゲを見ても花は咲いていません。よく捜すと、一番下に付いた蕾の塊の中の一輪だけが咲いていました。これでは気がつきません。ど…

師匠二人(承前)

昨日書きました同僚が、私のパソコンの一人目の師匠でした。ソフトウェアの使い方ではなく、プログラムへ導いてくれたことに深く感謝しています。その方が退職してしばらくしてから、私は再び師匠と呼べる人と出会いました。やはり同じ会社の社員です。「××…

師匠二人

昨日書きましたように、私は36歳でパソコンを使うようになりました。その頃、ビジネス街の書店ではMS-DOSの本が平積みになっていましたが、私には縁のないものと、手に取ることはありませんでした。それが転職によって一変したのです。仕事に必要な一太郎とL…

Mifes

36歳で転職した会社で、私ははじめてパソコンに触れました。機種はPC98、ハードディスクは付いていません。まず一太郎とLotus 1-2-3を使えるようになれと言われ、本を買い独習しました。まったく知らなかった世界はとても楽しく、家で使うためのPC98を購入す…

こんな小説、よく読めたな

ずっと歴史の本を読んでいたので、小説が読みたくなりました。そうだ、古井由吉にしよう。「先導獣の話」がいい。数秒で決まりました。手許にあるのは、それが冒頭に収録された講談社文芸文庫の古井由吉自選短篇集『木犀の日』です。2009年12月1日発行の第九…

レコード針の落とし方

テレビドラマで裕福な人が住む部屋に、高級なオーディオセットが置かれているのを見ることがよくあります。アンプはアキュフェーズかラックスで、管球式のものもあります。装置の置き方、特にスピーカーが変なのは、見場をよくするためでしょう。音はほとん…

これは許せません

私は、コロナのせいではなく、オリンピックそのものに反対です。ですから、オリンピック組織委員会の会長が誰になろうと、知ったことではないと考えていました。しかし、女性差別発言で辞任した人物の後任に、セクハラ行為を働いた者が選ばれることは断じて…

あきらめていたけれど

シクラメンは二鉢ありましたが、一つは昨年球根が腐り、処分しました。もうひとつも葉が巨大化するだけで、蕾を付けません。大きな葉を摘み、花を待ちましたが、期待はしませんでした。今年になって、小さな蕾が見られました。咲くまでになるのか半信半疑で…

虹を見たかい

昨日の16時頃、きれいな虹がかかりました。ダブルレインボーでしたが、上の虹はすぐに消えてしまいました。もうちょっと若い頃は、虹を見るとほんのりと幸せ気分になれたんだけどな。今は「あっ、虹だ」でおしまい。でも、悪かぁない。

ツバキ咲く

白いツバキが咲きました。昨年は二輪しか咲きませんでしたが、いくつもの蕾を付けています。たぬきの森(ベランダの鉢植え群)の中で一番上品な花ではないでしょうか。紅白の絞りのツバキもありますが、今年は元気がなく、蕾もふくらんできません。無理して…

2枚の『ラスト・デイト』

私がジャズ喫茶に行くようになったのは1969年からです。一番近い店がメインでしたが、それでも徒歩ではなく都電を利用しました。どの店でもよくかかるのは新譜でした。ジャズ喫茶にあるのは輸入盤で、国内盤よりもずっと早く新しい音楽が聞けたのです。そん…

ナチ・ドイツに関する新書を5冊買いました

先日出版されたウルリヒ・ヘルベルト著/小野寺拓也訳『第三帝国 - ある独裁の歴史』(角川新書)を早速購入しました。この機会にナチ・ドイツに関する本を読んでおこうと、ほかの本も買いました。すべて中公新書になってしまいましたが、それだけから選んだ…

膝が痛い

数日前からの右膝の痛みがひどくなってきました。古傷があり、痛むことには慣れていますが、今回は膝自体よりもそのまわりの筋肉が痛みます。腰が痛かったときに、変な歩き方をしたのかもしれません。温泉で治療なんて夢のまた夢ですが、膝を温めマッサージ…

柳田國男『明治大正史世相篇』

ちくま文庫の柳田國男全集で『明治大正史世相篇』を読んでいます。明治大正時代は私が勝手に思っていたものとはだいぶ違うようです。はんちくな知識(どこで得たのかな)は一掃する必要があります。山川菊栄が読みたくなりました。岩波文庫で何冊か入手でき…

丁寧に生きていこう

友人の訃報が届きました。はじめて経験する友の死でした。彼はひとつ年上で、17歳の時に知り合いました。彼の部屋で聞いたジョン・コルトレーンの『エクスプレッション』で私はジャズを知りました。まだ生きていたジャニス・ジョプリンのレコードを最初に聞…

出版社から返事がありました

2月5日の「読者なんてどうでもいいのかな」という便りに書きました出版社への問い合わせに、郵便で返事がありました。6日に届きましたので、あの便りとは関係ないでしょう。私の質問は「本文とそれに付いた注がほとんど同じ文章なので、編集ミスではないか」…

観覧車最後の日

2009年11月23日に撮影した多摩テックの観覧車です。支柱の解体にはまだ数日かかりましたが、それが観覧車とはっきりわかるのはこの日が最後でした。私が多摩テックに行ったのは子供が小さい頃だけでした。お目当てはプールで、私自身は遊具に乗ったことはあ…

夜の観覧車

多摩テックの観覧車の写真、思っていたほどありませんでした。毎日ベランダから見えるので、わざわざ撮ることもないと考えていたのでしょう。夏の週末には多摩テックは夜間営業をしていました。花火を打ち上げていたこともありました。観覧車の照明は写真の…

観覧車があった頃

朝焼けがきれいな日が続いています。そんな日にはベランダから見えた遊園地、多摩テックの観覧車を思いだします。写真は2007年11月13日に撮ったものです。その後多摩テックは閉鎖され、観覧車も2009年11月に撤去されました。

読者なんてどうでもいいのかな

某出版社に問い合わせのメールを送ってから二週間になりました。本文とそれに付いた注がほとんど同じ文章なので、編集ミスではないかと質問したのです。本来の注と取り違えたのなら、それを公開してもらいたくもありました。以前も訳文が変なので、今回の出…

雪富士

雪化粧した富士山です。昨日撮りました。冬には笠雲がかかりがちですがそれがなく、あわててカメラを持ち出しました。以前は富士山の真ん前に高い煙突が見えました。いつなくなったのかな。こんな景色が家にいて毎日見られるのですから、旭亭からは離れられ…

節分

東京で育ちましたので、節分にのり巻きを食べる風習は知りませんでした。それを恵方巻きと呼び、宣伝されるようになっても、「なんだかな」とずっと食べることはありませんでした。が、少し前からそれが変わりました。そんな時でもないと、のり巻きを食べる…

銀行

近所にあった私の利用している銀行のATMが数年前になくなりました。それからは支店まで行っていますが、健康保険料や住民税は年金から天引きされますので、頻度はわずかです。銀行のATMコーナーの利用客が減っていることに気がつきました。以前のように並ぶ…

今年は買わなかったな

誕生日にはちょこっとした自分へのプレゼントを買っています。でも今年はなし。欲しかったものはあったのですが、どうせ無駄になるからとやめてしまいました。役に立たないところがいいんだけどね。昨年のプレゼントは財布でした。買いものをしなくなったの…