歳をとるに従い、寝起きがとてもよくなりました。たぶん、これはとても幸せなことです。不眠症になったことはありませんが、そのつらさは想像できます。 何度か書いていますが、私の就寝時間はほぼ２１時で、１分後には高いびきをかいています。頭が枕に触れ…

昨日予告いたしました、夢のようなところのお話です。便りの中に「もちりん！」なんて書いておきましたから、勘のいい方は落語関係とお気づきになっていたのではないでしょうか。 その通りで、お題のパーティーにご招待され、赤坂プリンスホテルに行ってきま…

というようなことでございまして、昨日は一昨日の雪辱戦に行ってまいりました。 もちりん！見事に勝利。地図さえあれば、たとえ地の果てであっても、目的地に付けることを証明いたしました。 長沼橋から浅川の土手を歩いたのですが、ロードに慣れた私には、…

先日の連休にアコースティックギターを久々に弾いてみたところ、すっかりはまってしまいました。 今日も朝から弾いていたのですが、ベースと違い弦が細いので、指先が痛くなってしまいました（練習不足！）。でももっと弾きたいなー。 ということでガットギ…

こんな秋晴れの日にウォーキングをせずにいったいいつするんだ、と叱咤激励は誰にもされなかったのですが、今日も歩いてきました。 トラックからロードに転向したばかりの私は、まだ練習コース作成の段階です。同じ道を通らずに４Ｋｍ、６Ｋｍ、８Ｋｍのコー…

連休に少し書棚を整理しました。 読み終えた小説などをしまい、今後必要となりそうな本を書棚の前面に並べたのですが、そうは問屋が卸しません。どなたもお困りの本の増殖現象です。 狭い旭亭にはこれ以上書棚が置けませんので、最近は仕方なく段ボール箱に…

この五連休、一日置きにウォーキングをしたのですが右膝の痛みはまったくありませんでした。以前は早朝の日課にしていたのですが、昼間に変えたのがよかったのかもしれません。 おかげで五日間、旭亭に籠もりっきりにならずにすみました。満洲国に関する本ば…

庄野潤三氏が一昨日お亡くなりになりました。私が二十代に、多くの作品に触れた作家のひとりです。 そのころすでに大家の雰囲気のあった庄野氏の小説を読み始めたのは、文藝評論家の故磯田光一氏のインタビュー記事がきっかけでした。磯田氏は氏の作品を、現…

連休中の読書計画は、船戸与一の「満州国演義」（新潮社）既刊分５冊と佐野眞一「甘粕正彦 乱心の曠野」（新潮社）の読了で、順調に進んでいます。そのほかに、角田房子「甘粕大尉」（ちくま文庫）と山口猛「幻のキネマ満映 甘粕正彦と活動屋群像」（平凡社…

ウォーキングの途中、キンモクセイの香りをかぎました。初キンモクセイです。 今朝は前回とコースを変え、アップダウンの多い道を歩いてきました。膝は大丈夫でしたが、新しい靴のせいで踵の皮がむけてしまいました。 当分は古い靴で歩くしかありません。 昨…

ウォーキング、やってみました。 以前は近所の公園の外周にある約４００メートルのジョギングコースを利用していたのですが、人が多く、同じところを廻るのにも飽きましたので、普通の道を歩くことにしました。トラックからロードに転向したわけです。 実は…

五連休、なんですねぇ。どうやって過ごそうかな？ とにかく今日は出かけます。初日から旭亭に籠もっていては、先は想像がつきます。でも、読みたい本が山ほどありますから、ホントは籠もっていたいんですけどね。 昨日書きましたウォーキング再開、試してみ…

たまにですが、寝起きに左の足首が痛むことがあります。１時間ほどで痛みはひきますが、気持ちのいいものではありません。 新聞でグルコサミンなど軟骨成分の健康食品の広告をよく見かけます。そういったものには懐疑的なので、気にとめることはありませんで…

期末を年度末ともいうように、会社にとって期の始まりは新しい年を迎えることでもあります。 個人にとって一年の始まりは元旦で、（誕生日や結婚記念日をそれに当てる人もいるでしょうし、一年という区切り方自体に反対の方もいるでしょうが）私も人並みに気…

ＡＴＣの給与の締め日は１５日なので、１６日は私には給与計算の日となります。 今日の午前中は給与に関する業務に追われますが、それが終わったら決算の準備を始めるつもりです。決算月の９月も、もう半ばですものね。 ちなみにＡＴＣにはタイムレコーダが…

夢に不思議な地図が出てきました。 実際にはシステム手帳を使っていない私ですが、夢の中ではそれがばらけてしまい、元に戻すのに苦労していました。 なんとか元通りになりほっとしたのですが、リフィルが１枚、まだ残っていました。海外の地図です。 地名は…

新内のコンピレーションＣＤを買いました。 岡本文弥が聞きたかったのですが、すべて廃盤でした。浅草の「宮田レコード」でさがすことにします。 コンピレーションは何枚もあり、どれを選べばいいのか迷いましたが、「蘭蝶」四段がそれぞれ違う太夫で聞ける…

そんな失意のどん底にあるときに、漱石の「明暗」を読んだのです。 主人公の津田からはっきりした理由もなく去っていった清子は、当時の私には彼女そのものに思えました。十数年後に再読したときには、清子がなぜ津田と別れたのかは理解できたのですが、その…

熊倉千之「漱石の変身」を読み始めましたが、前作「漱石のたくらみ」がどうしても読みたくなり、購入しました。「明暗」の結末はこれしかありえなかったと「漱石の変身」で力説されていたからです。 「明暗」を初めて読んだのは二十歳のころでした。 ちょう…

９月の第２金曜日はＡＴＣの（年に一度の）賞与支給日です。 もらって嬉しい、払って嬉しい賞与が理想です。 「もらって嬉しい」というのは、自分がもらう側であったら私はより多く欲しい方ですから、なかなかむずかしいかもしれません。 「払って嬉しい」っ…

まだ読み始めていないのですが、書評を読んで気になっていた熊倉千之「漱石の変身」を買ってきました。漱石論は読まないようにしているのですが、毛色の変わったもののようなので、ともかく一読してみようと思ったのです。 若いころに梶木剛や柄谷行人の優れ…

この便りを書いている Windows のノートパソコンでは Bluetooth ではないワイヤレスマウスを使っています。出始めのころのワイヤレスマウスは使いものになりませんでしたが、安価なこれは実に優れものです。 Mac でもこのマウスが使えることは知っていました…

明日９日はビートルズのリマスターＣＤの発売日です。でも、私は買いません。 旧ＣＤはすべて持っていますが、「あれっ？」という音でした。アナログよりもこもった音だったからです。 私は、ファーストプレスではありませんが、ビートルズのレコードはイギ…

観覧車のある風景が好きです。 旭亭を選んだ理由のひとつに、それもかなり上位に、多摩テックの観覧車がベランダから見えるということがあります。真っ正面ではないことも、気に入っていました。 多摩テックの閉園の日が近づいてきました。９月３０日です。 …

昨日は久しぶりに長女と会い、中野で飲みました。 駅の近くの、魚がおいしい居酒屋に行ったのですが、その店ではいつも酒量がいってしまいます。お酒（日本酒）にぴったりの肴が揃っているせいでしょう。 楽しく飲んだのはいいのですが、酒の勢いで、長女に…

まずは喉を潤してもらおうとビールをすすめました。「悪いね」と老藝人は軽くお辞儀をしてグラスを乾すと、調子を合わせ、咳払いをしてから三味線を弾き始めました。 前弾きで「蘭蝶」であることがわかりました。といっても私が知っている新内は、この曲と「…

通路の中ほどに、羽織袴姿の小柄な老人が立っていました。正装ですがその着物は、羊羹色とまでは言えませんが、相当にくたびれていました。 たぶんこの人は新内流しなのでしょう。でも、話には聞いたことがありますが、そんな職業がまだ残っているのでしょう…

はじめにお断りしておきますが、名人の話ではございません。 今から四半世紀ほど前、私が都内で会社勤めをしていたころに出会った、老藝人の思い出をこれから語ることにいたします。 仕事を終えた私は、銀座一丁目にあるなじみの居酒屋で一杯やろうと、その…

平岡正明兄（あに）さんが亡くなってから、その著書を手にしていなかったので、「大落語」をぱらぱらとめくってみました。 冒頭は「明烏」論。落語少年だった兄さんが、なぜ落語について書くことを封印していたのかが、兄さんの通った京華中学の国語教師の思…

９月になっちゃいました。 いつもなら、節税や納税資金のやりくりなどを考える時期なのですが、今年はその必要がありません。 この不況が、さらに一年続くと想定し、その対策もすでに考えてあります。もちろん、借金はしません。 判断なんてコイントスと同じ…