旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月の売上高が過去最高となりました。

今日は2月の晦日。まだ最終金額は確定していませんが、ATCの売上高は、単月で過去最高となりました。 取引先のみなさま、ありがとうございました。 社員のみんなもありがとう。来月も引き続き忙しいから、がんばっていこうね。

吃音の世代

ザ・フーのジョン・エントウィッスルのベースを耳コピしてみようと、「マイ・ジェネレイション」を久しぶりに聞き返してみました。実はザ・フーのファンではなかったので、これほど熱心に彼らの曲を聞いたのは初めてです。 完コピするまでには至りませんでし…

「ドナ・リー」くらい弾けるようになれよ。

ベースを弾き始めたのは30歳のときでした。職場の若い人たちと作ったバンドにベース奏者がいなかったからです。ルートと5度だけを弾いていればいいや、なんていい加減な気持ちでいましたので、楽器もYAMAHAの安いBB(おまけにミディアムゲージ)を購入し…

「キャラバン」が弾けないとね。

2月19日の便りに付けていただいた natunohi69 さんのコメントへの回答が長くなりそうなので、こちらに書くことにしました。今日はギター篇です。 私が中学校へ入学した年は空前のエレキギターブームの年でもありました。町のあちこちから高校生や社会人の…

絵を描く人たち(9)

勤務先に彼女から電話がありました。いつもの居酒屋で会いたいとのことでした。名刺の交換はしてありましたが電話をもらうのは初めてです。 グループ展を開くときには連絡してください、と言ってありましたので、たぶんそのことかなと想像しながら居酒屋に行…

絵を描く人たち(8)

彼女とはその後も居酒屋で顔を合わせることがあり、絵の話をたくさん聞くことができました。 北の町で育った彼女が東京の美大を受験することには、両親は猛反対だったそうです。が、音楽好きの年の離れたお兄さんが物心ともに彼女を支持してくれたので、彼女…

書名の達人

松本清張は書名の付け方が実にうまい人でした。遺作となった未完の「神々の乱心」にしても、読んでみたいと思わせる書名です。 が、私は松本清張の作品を短編を除いてほとんど読んでいません。理由は簡単です。彼は社会派推理小説の巨匠と言われていましたが…

匂いやさしい白百合の

東京は暖かいですねぇ。江刺はやっぱり寒かった。 いえ、人情の話ではありません。純粋に体感気温のことです。 今回の道中のお供は、原武史氏が「昭和天皇」を書くのに際してインスピレーションを与えられたという松本清張の未完の遺作「神々の乱心」でした…

「おセンチね」なんて言い方がありました。

江刺に来ています。 「絵を描く人たち」を書きながら昔のことを考えていると、センチメンタルな気持ちになってしまい困っています。今日は【江刺寄席】のことなので何人かの人と会いますので、気持ちをシャキッとするために続きは東京に帰ってから書くことに…

絵を描く人たち(7)

約一月後に彼女と、いつもの居酒屋で偶然に顔を合わせました。 「スプートニクスのCDを買いました。『霧のカレリア』、私の聞きたかった曲でした。」 彼女は私を見つけると、自分たちのグループから離れ、にこにこ笑いながら話しかけてきました。私は、待…

絵を描く人たち(6)

「私の兄がレコードをたくさん集めていて、よくそれを聞かせてもらいました。最近になって、その中の一曲をどうしても聞きたくなったのですが、曲名を覚えていないのです。」 仲間と飲んでいた居酒屋で、隣のテーブルの女性から声をかけられました。話したこ…

絵を描く人たち(5)

彼からの連絡の間隔は長くなりなり、とうとう無くなってしまいました。彼の家の電話番号は控えてありましたが、私から連絡することを彼は嫌がっていたようでしたので、電話はかけませんでした。 例の古書店にも顔を見せなくなったそうです。 「古物商の許可…

絵を描く人たち(4)

彼が私の家に来たこともありました。が、彼の目的は私の住む町の古書店を廻ることでした。 私は彼を懇意にしていた店に連れて行きました。彼はその店の品揃えが気に入ったようで、数冊の古書を購入しました。 その店の主人は、私が行くと昼間でも湯飲みに一…

絵を描く人たち(3)

そのうちに彼と酒を飲むようにもなりました。酒は飲まないんだろうなとわけもなく思っていましたので、「飲みますよ」と言われたときにはびっくりしました。 彼の酒の飲み方は、何日も続けて会いに来たりするようなふるまいに似て、マイペースでした。ひとり…

絵を描く人たち(2)

彼の職業は意外なものでした。こんな繊細な人にそんな仕事が勤まるのだろうか、と危惧しましたが、彼は十年以上もその職に就いてきたわけで、私が気にかけることではありません。 「ほんの腰掛けのつもりだったんです」と彼は言いました。 画家を志して上京…

絵を描く人たち(1)

知人に、絵を描く人がふたりいました。同年代の男性と、一世代下の女性です。 彼との出会いは風変わりでした。こんなことは一世一代です。 なじみの古書店で本を数冊買い外に出ると、後から声をかけられました。 その書店で何度か私を見かけ、購入する本の傾…

ささやかなコレクション

私の部屋にはサム・フランシスの版画が2点、飾ってあります。69年と92年の作品です。 69年の作品は、フランシスの代名詞となった余白を画面中央に大きく取り、赤と青を周囲に配したものです。 私は、大岡信氏の文章と、彼の本の装丁に使われた作品でフラン…

カラオケ

先日、数年ぶりにカラオケで歌いました。人前で歌うことが苦手なので、なるべくカラオケには行かないようにしていたのです。旭亭では、誰も聞いていませんので、ギターを弾きながら鼻歌を歌うことはたまにあります。 バンドでベースを弾いていたので、歌もう…

有言実行です。

2日の便りにおしゃれをしてみたいと記しましたが、実行に移すことにしました。「また口先だけなんだから」なんてもう言わせません。*1 以前から着てみたかったPAPASの服を買いました。ジャケットにパンツ、セーターです。 PAPASの広告には谷啓さんが出てい…

この声を届けるために

今日は武道館でキヨシローの「完全復活祭」があります。残念ながらチケットは入手できませんでした。 6日にNHKで放映された「SONGS」、録画しておいたのですが昨日やっと見ることができました。時間がなかったのではありません(30分番組です)。…

爺さん、好きだぜ!

ブルーズのCDを何枚か買いました。どれもすばらしい内容でしたが、ゲイトマス・ブラウンにはまってしまいました。 マーティン・スコセッシが選んだコンピレーションアルバム「THE BLUES」には彼の曲がありません。ゲイトマウス自身はブルーズシンガーと呼…

嫌いな表現

私は「立ち上げる」という表現が嫌いです。〜を起こす、〜を始める、といった意味で使われているようですが、それならば主語によって適切な動詞を選択すべきです。が、最近はなんでもかんでも「立ち上げる」になってしまいました。新聞記者は特にこの表現が…

担保

昨日の日経朝刊一面の記事「銀行・ゆうちょ送金可能に」に、次のような全国銀行協会奥会長の談話が載っていました。 最大手の三菱東京UFJ銀行の二倍以上の規模を持つゆうちょが加わった場合にシステムの安定性を担保できるのか。 この中の、担保という表…

人との出会い

ATCを設立したときに、事業の成功以外に期待していたことがひとつありました。たくさんの人たちと知りあえるのではないか、ということです。そうなれば、親しく付きあう人もあらわれるかも知れません。友人の少ないことが気になっていたのです。 しかし、…

みなさんお元気でなによりです。

30年ぶりに復活したアニメ「ヤッターマン」が話題になっています。アニメには関心のない私も、懐かしさからかチラチラと見ています。シングルファザーで小学生だった娘ふたりを育てていたころを思い出すからです。 「ヤッターマン」が放映されたときは長女…

雪の日には

昨日は雪が一日中降っていました。近所の公園からは、雪遊びをする子供たちの元気な声が聞こえてきましたが、転倒が心配で外出はしませんでした。雪道を歩くことは好きだったのに、人は変わるものですね。 朝一杯、午後にも一杯いんちきアイリッシュコーヒー…

節分の雪

雪が降っています。節分に雪が降るなんて何年ぶりのことでしょうか。降る雪に鬼打ち豆をまいた記憶はありません。 ここ12年分の日記を調べてみました。1997年の節分には雪がちらついたようですが、すぐにやみ、積もることはなかったとのこと。 ベランダで降…

かっこいいなぁ

昨日の朝日新聞夕刊に載っていた寺田農さんの写真、かっこよくて思わず見とれてしまいました。茶系のジャケットに黒のシャツ、ボトムも黒でネクタイはジャケットと同じ色。色の組み合わせ方としては平凡なのですが、なんだかとても決まっています。 着るもの…

iPod classic

最近、机の中で眠っていたiPod classicを愛用しています。ひとつ前のモデルで60Gタイプです。 iPod classicはかさばりますので、軽装には向きません。コートのポケットなら気にならないので、冬向きです。 このiPodにはぴったり1000枚のCDが収められていま…